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ターザンは見た! 総合格闘家・猿田洋祐のガチトレーニング

6/20(木) 7:06配信

Tarzan Web

打撃、投げ技、寝技が許される総合格闘技は最強のカラダ、特に強い腹筋が必要不可欠。トップをひた走る男性総合格闘家、猿田洋祐選手の驚きの特訓を見よ!



猿田洋祐(さるた・ようすけ)/1987年、埼玉県出身。和術慧舟會HEARTS所属。日本修斗協会2012年インフィニティトーナメントバンタム級優勝。17年第7代世界ストロー級チャンピオン。19年ONE Championship(略称ONE)ストロー級チャンピオン。

日頃の鍛錬が物をいう。

格闘技で腹筋というとメディシンボールを腹で受けたり、トレーナーに腹に乗ってもらうなど刺激的な構図をイメージする人もいるだろうが、「昔はやったことがありますけど、いまはやらないですね」と、いま最も注目される男性総合格闘家、猿田洋祐選手が練習を見せてくれた。

「腹筋単体を強化しようとは思ってません。ただ、カラダを温めるためにメニューに組み込んだり、スパーリングで意識を向けることで、結果、鍛えられているのだと思います」

器械体操にのめり込んだ高校の卒業間際に、ふと足を踏み入れた総合格闘技。所属ジム〈HEARTS〉では毎週プロ同士のガチ・スパーリングがある。練習といってもダウンさせられることもある激しいものだ。

「もちろん、腹を殴られたり蹴られたりもしますから、その瞬間に気が緩んでいたらまずいですよ」

できないトッププロも、実は多数いる。

・仰向けに寝て反動を使わず両脚を上げ、膝を伸ばす。足先は顔の真上にする。
・ポールに両脛を預け、ローラーの要領で膝を曲げ伸ばす。

ここで紹介しているウォーミングアップは、ほんの一端。指導を担当する森安一好トレーナーによると、腹筋を伸ばすときにエキセントリックな張力が働いていないと攻撃をもろに受けることになり、内臓の疲労が募る。だから、エキセントリックな筋力も強化するメニュー構成を考えているという。

「全部ディフェンスして、一発ももらわないで勝とうとは思ってません。ある程度もらう覚悟はできてます(笑)。とはいえ試合中、あまりボディが効くことはないですね。選手はみんな頑丈だから、特に序盤は何をしても効かないんじゃないかな」

スパーリング以外に、試合より長い「5分×6R」の高強度トレも。
去る1月、チャンピオンとなったONEチャンピオンシップのタイトルマッチは5分5ラウンドと長い。

「相手が疲労困憊し、息が上がった状態なら腹への警戒も薄くなり、その瞬間に蹴れば効くでしょうが」

その状態を作るには自分も動き続けなければならない。筋力だけでなく、強靱な心肺機能も必要になる。上で紹介しているのが、そのためのサーキットトレーニング。タイトルマッチは5分5ラウンドだが、5ラウンドだけ“やっと”もてばいいものではないから、トレーニングは5分6ラウンドにしている。

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最終更新:6/20(木) 7:06
Tarzan Web

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