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「仕事の挫折」を軽くする心構えとは? 「やりたいこと」は期限を決めよう

6/20(木) 6:10配信

NIKKEI STYLE

《連載》世界で活躍する人の小さな習慣 一橋大学名誉教授 石倉洋子(最終回)

世界で通用する人材、会社で求められる人になるにはどうしたらいいの? そんな素朴な疑問に、世界経済フォーラムなどの国際舞台で多くのリーダーと接してきた石倉洋子氏は「ちょっとしたことから始めて、毎日の習慣にしてしまえば、生活の一部となって、どんどん力がついていく」と言います。では、どんな習慣を身につければいいのでしょう? このほど文庫として刊行された「世界で活躍する人の小さな習慣」から連載で紹介します。

■まずは、マイナスのエネルギーを追い出す

「ひょっとして、新しいことが始まる? おもしろいかもしれない」と思って始めたことでも、ある程度やっているうちに、どう考えても、自分にはできないと結論を出さなくてはならないこともあります。その場合、挫折感をかなり強く感じます。

私はこういう時、二段階で対応します。自分や周囲に対して「怒っている」ことが多いので、まずその怒り、マイナスのエネルギーを追い出すことを考えます。それほど変わったことをするわけではなく、飲む(やけ酒!)、食べる、買い物する、運動する、などその時に応じて、どれかを「過度」にやります。「過度」にやらないと、心の中にある怒りの感情が出ていかないように思うからです(英語では、「Get it out of the system」といいます。自分のシステムからそれを外に出すというような感じ)。

私がやっている合気道は、投げたり投げられたりするので、「過度」ではないですが、マイナスのエネルギーは外に出ていきやすいです。

■理由を分析、時には書き出してみる

それから、なぜがっかりしているのかを自分で考えます。理由はいろいろですが、たとえば、「強く期待していた仕事が得られなかった」「この仕事にふさわしい資格やこれまでの経験がないなあと自分で思っていたところ、相手のほうから断られた」「やりたいことではあっても自分の実力や才能ではどう考えてもできないことがわかった」――などです。

最初の例(「強く期待していた仕事が得られなかった」)は、自分自身の期待が現実的でなかったケースです。次の例(「この仕事にふさわしい資格やこれまでの経験がないなあと自分で思っていたところ、相手のほうから断られた」)は、プライドを傷つけられた、またその仕事をするための知識や実力がないことが、相手に断られたことをきっかけにはっきり自覚されて、その現実が辛いということが背景にあります。

いずれも楽しいことではないのですが、ここまでわかってくれば、そうか!とある程度納得できます。もちろん自信は一部砕かれますが、それなりに次のステップを考えることができるように感じます。

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最終更新:6/20(木) 8:01
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