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陽気なトロピカルファッション! ドルチェ&ガッバーナ 2020年春夏コレクション

6/20(木) 20:13配信

GQ JAPAN

ドルチェ&ガッバーナの最新スタイルはカラフルで楽しい!

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6月15日、ドルチェ&ガッバーナの2020年春夏コレクションがミラノで発表された。

今シーズンのテーマは「シシリアン トロピカル」。ステージ正面に設けられたトロピカルジャングルの間を抜けてモデルが登場する。よく見ると、ステージに置かれたバロック様式のゴールドのチェアも、ランウェイもすべてレオパード柄になっている。

今年1月に行われた2019-20秋冬コレクションのテーマだったイタリアンクラシックから一転、地中海のシチリアとキューバ、ブラジルなどのラテンミックスは、「ファッションは陽気な気分だ!」と誘っているようだ。

サファリジャケットとシャツ、トレンチコートといったミリタリーなアイテムをアレンジしたルックでショーはスタートした。上下ベージュ~カーキ色のスタイリングから、次第にヒョウ柄やオウム柄、バナナ、パイナップル、ココナッツ、ボタニカルなどのトロピカルモチーフが組み合わされていく。

レオパード×トロピカル、トロピカル×トロピカル、全身レオパードと、パターン・オン・パターンはお手の物。シチリアのマヨリカ柄をカラーリングや素材の変化でトロピカルにしてしまう熟練した表現は、ドルチェ&ガッバーナならではだ。柄物の素材には、オーガンザ、半透明のナイロンといった夏を感じさせるファブリックが採用された。

ドイツのハウスDJユニット、ミルク&シュガーのミックスチューン『サマータイム』が延々と流れるなか、ピンナップガールモチーフ、白黒のポルカドットのアイテムが登場した。ここで今季のテーマが緻密に計算されていることに気がつく。前シーズンのテーマだったイタリアンクラシックから、今度はアメリカンクラシックへとつながったのだ。

1950年代のロカビリーやハバナの“アメリカングラフィティ”な世界から、40年代のジャイブ、30年代のスウィング、20年代のリンディホップまで、アメリカンファッションのアーカイブのルックが散りばめられている。それを80年代のニューウェイブな気分でまとめていく。

40年代に流行っていたズートスーツ(極端にだぶだぶしたスーツ)のハイウエストをベルトで絞るディテールによって、パンツは洒脱なシルエットに進化した。また、ショーの終盤には、野球、サッカー、ボクシング、ラグビーなどのスポーツウェアをレース素材でアレンジしたルックが登場。ストリートファッション世代にもチャレンジできる新感覚クラシック・スタイルが出来上がった。

野田達哉

最終更新:6/20(木) 20:13
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