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Ghost like girlfriendの多彩な音楽的背景と表現欲「そこはゴールじゃない、まだ終わってない」

6/20(木) 12:05配信

Rolling Stone Japan

Ghost like girlfriendの名前の由来とは?

─なるほど。この「Ghost like girlfriend」というプロジェクト名の由来は?

岡林:すでに曲を作り始めて6年が経っていたのですけど、その間に出来た中でも一番お気に入りだったのが、「私が幽霊だった頃」という曲で。そこから「Ghost」と 「girlfriend」を抜き出しました。あとは、自主制作盤を作る際に立ち上げた自主レーベルの名前の中に「like」という単語があって、それら三つの単語を並べてこの名前になりました。

直訳すると、「彼女みたいな幽霊」。幽霊は目視はできないけど「彼女」は絶対的な存在。なので「目視はできないけど、常にそばに寄り添っている存在」という意味になるかなと。後付けながら、それが高校の頃からずっと作りたかった楽曲のテーマとも重なったんです。

─サウンド面ではどんな人たちに影響を受けましたか?

岡林:アレンジの勉強をし始めた頃に、「この人のアレンジってイビツで最高だな」と思ったのは三浦大知さんです。三浦さんの場合はNao’ymtさんとの共作が多いのですが、どれも好きですね。あとは星野源さんや、フジファブリックさん。一つのジャンルに固執するのではなく、いろんなジャンルをミックスしたような音楽が好きなのだと思います。

─これまでリリースされたGhost like girlfriendの曲は、どれもギターが「立っている」という印象です。

岡林:レコーディングでいつもイニシアチブを取ってくださっているDadaDのShigekuniさんから紹介していただいた白岩萬里さんが、最初の三部作『WEAKNESS』、『WITNESS』、『WINDNESS』でずっとギターを弾いてくださっていて、今回の1stフルアルバム『Version』にも参加してくださっているんです。Shigeさんが白岩さんのことを、「こいつが本気出せば日本で10本の指に入るギタリストだ」とおっしゃっていて。その言葉通り、こちらがギターのイメージを伝えると、必ずそれどおりか、それを超えるようなフレーズを生み出してくれるんです。そういうギタリストに1枚目で出会えたことで、「もっとこの人のギターが聴いてみたい」という気持ちになったんです。そこから意識的にギターをフィーチャーするようになっているかもしれないですね。

─『WINDNESS』のリード曲で、本作にも入っている「shut it up」はラップっぽくて新境地という感じですよね。

岡林:あの曲は、バラエティ番組に出ていたIKKOさんにインスパイアされたんです(笑)。『WEAKNESS』と『WITNESS』は弾き語りから作ったのに対して、『WINDNESS』はバラエティ番組からヒントを得たり、トラックから先行して作ったり、いろんな間口を設けた作品でした。ファンクっぽい曲調とかはトロイ・シヴァンや、それこそENDLICHERI☆ENDLICHERIがやっていることの影響だと思うし、中でも「you’re my mirror」や「raining like hell」は、ちょうどとんねるずさんのベスト盤を聴いていたので、そういうところからインスパイアされていると思います。

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最終更新:6/20(木) 12:05
Rolling Stone Japan

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