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これはスポーツマンシップ? 海外賛否、敵の要求でチャレンジ→自ら不利な判定呼ぶ

6/20(木) 12:03配信

THE ANSWER

回数が残っていなかった相手のためにチャレンジ、相手サーブが「フォルト→エース」に

 男子テニスのハレ・オープンでサーブの「フォルト」の判定を巡り、回数が残っていなかった相手選手の要求に応えてチャレンジを要求し、判定が覆り、自らにとって不利な結果を呼ぶというシーンが発生。なんとも珍しい瞬間を海外メディアが動画付きで公開しているが、「フェアプレーの本当の意味だ」「いいスポーツマンシップとは言えない」と賛否が沸き起こっている。

【動画】これはスポーツマンシップ? 「好きになれない」の声も…エルベールが相手のスタコフスキにチャレンジを要求し、判定が覆った実際のシーン

 珍しいシーンは2回戦のピエールユーグ・エルベール戦(フランス)―セルギ・スタコフスキ(ウクライナ)の一戦だった。スタコフスキが5-1とリードして迎えた第1セット第7ゲーム。ゲームポイントを握ったエルベールが放ったサービスはライン付近で弾んだが、場内に「フォルト」のコールが響いた。打ったエルベールは入っていたと思ったのか、主審のもとに歩み寄った。

 ただ、この時すでにチャレンジを使い切っており、判定に従うしかない。すると、思わぬ行動を取った。相手コートのスタコフスキに向かい、なんと「僕のためにチャレンジしてくれないか?」とお願い。スタコフスキにとっては当然、フォルトのままの方が有利。リードしているとはいえ、判定が覆れば、このゲームを落とすことになるが、求めに応じてチャレンジしたのだった。

 結局、判定は「イン」に。スタコフスキにとっては不利となる結果を自らのチャレンジで呼ぶことになった。両者、笑みを浮かべていた。相手のために自らチャレンジを要求した珍しい形のスポーツマンシップは、大きな反響を呼んでいる。

海外賛否「自分のチャレンジを浪費した上に相手のチャレンジも使うのか?」

 ATP公式中継サイト「テニスTV」公式インスタグラムは「相手選手に代わってチャレンジをし、ポイントを失う。毎日見られることではない」と実際のシーンを動画付きで公開。海外ファンからは賛否の声が上がっている。

 コメント欄では「これだから、テニスは紳士のスポーツなんだ」「完璧なスポーツマンシップ」「フェアプレーの本当の意味だ」「紳士的な行為だ」と称賛の一方で「これは好きになれない。自分のチャレンジを浪費した上に相手のチャレンジも使うのか? いいスポーツマンシップだとは言えないね」「自分なら、チャレンジが残っていない相手のためにチャレンジするなんてしないね」と批判的な声も上がっていた。

 米専門メディア「ベースライン」も「エルベールがハレでの奇妙な試合で生き残る」と報じ、事の顛末を報じている。試合はスタコフスキがそのまま6-2で第1セットを取ったが、以降は6-7、4-6でセットを落とし、逆転負けを喫している。

THE ANSWER編集部

最終更新:8/3(土) 1:44
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