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「かき乱していけんじゃないかと…」 伊藤達哉、チリ戦のベンチで描いた崩しのイメージ

6/20(木) 9:20配信

Football ZONE web

森保ジャパン2度目の招集となったなか、コパ・アメリカ初戦のチリ戦では出番なし

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間17日に行われたコパ・アメリカ(南米選手権)初戦でFIFAランキング16位のチリ代表に0-4で敗れ、厳しいスタートを強いられた。ベンチで戦況を見守ったMF伊藤達哉(ハンブルガーSV)は、「勝負強さと決定力ではっきり差が出た」と現実を受け止めつつも、「やれんじゃないかという気もした」と崩しのイメージを膨らませていたことを明かしている。

【動画】コパ・アメリカ「日本vsチリ」(0-4)ハイライト

 日本はチリ戦を、新体制発足以降メインシステムとしてきた4-2-3-1でスタート。1トップにFW上田綺世(法政大)、2列目はサイドにMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)とFW前田大然(松本山雅FC)、トップ下にMF久保建英(FC東京→レアル・マドリード)が入った。

 スタメン6人がA代表デビューという若い陣容のなか、年代別代表で共闘してきた選手も多く連係面のベースはできており、試合序盤は互角に近い攻防を展開した。しかし徐々に地力の差が表れ、前半41分にはCKからMFエリック・プルガル(ボローニャ)に被弾。後半にはFWエドゥアルド・バルガス(UANLティグレス)に2ゴール、FWアレクシス・サンチェス(マンチェスター・ユナイテッド)に1ゴールを決められて0-4と大敗した。

 この日の交代は、中島→MF安部裕葵(鹿島アントラーズ)、前田→MF三好康児(横浜F・マリノス)、上田→FW岡崎慎司(レスター)と攻撃陣3枚に割かれたなか、森保ジャパン2度目の選出となった伊藤に出番は回ってこなかった。ドイツで研鑽を積む21歳のアタッカーに、コパ・アメリカ王者チリはどのように映ったのか。

「想像以上ではなかったが、勝負強さと決定力ではっきり差が出た」

「南米らしいというか、こっちが試合の流れを持っているようで、相手が結果を出して4-0で勝つ。自分がイメージしていたチリにそのままやられたなという感じです。想像以上ではなかったですけど、勝負強さと決定力ではっきり差が出た」

 試合に出られない悔しさを胸に秘めつつ、仲間たちの戦いをベンチから見守るなかで“自分が出たら”とイメージを膨らませていたという。

「けっこう後半途中から相手(チリ)は足が止まってスペースが空いているように見えたので、それこそ僕みたいなスピードのあるタイプが出て、かき乱していけんじゃないかって思っていました。すごく出たかったですけど……、まあそこはもう次の試合に備えて。でも(崩せる)イメージはありました。やれんじゃないかという気もしました」

 JFA公式登録の身長163センチは今回のメンバーで最も小さい。それでも、スピードに乗ったキレのあるドリブルは国際大会の舞台でも通用するという自負がある。20日のグループリーグ第2戦ウルグアイ戦で、待望のA代表デビューの瞬間を迎えるべく、伊藤は静かに牙を研いでいる。

Football ZONE web編集部・小田智史 / Tomofumi Oda

最終更新:6/20(木) 9:20
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