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専業主婦「徳永有美」がテレビに戻り見えた役割

6/20(木) 17:00配信

東洋経済オンライン

かつて古舘伊知郎の「報道ステーション」でスポーツコーナーを担当するなど、テレビ朝日アナウンサーとして幅広く活躍した徳永有美、現在43歳。「徳永有美が専業主婦を経て報ステで得た居場所」(2019年6月13日配信)に続く対談後編では、「後悔のない人生なんてない。だから腹を決めて、その時その時にすべてを注いできた結果が今なのかもしれない」との、人生の足し算も引き算も経た徳永の人生観が語られた。(敬称略)

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■番組ディレクターたちの熱い思いに教えられる

 河崎:「けやきヒルズ」(AbemaTV)の時代はお昼の放送ですから、子育てとの両立は比較的可能な時間帯ですね

 徳永:「けやきヒルズ」のスタッフは、それこそママさんが多くて。

 河崎:そうなのですね。今の番組(テレビ朝日系「報道ステーション」)はそれと打って変わって、ほぼ半日違っていますよね。

 徳永:そうなんです。でも今の「報道ステーション」のスタッフでもママがいるんですよ。もう私、本当に頭の下がる思いで。自分の命だけでなく、子どもの命もかけて戦っているんです。その話を聞いたときに「そうか、彼女はそんな思いをしながら、外には一切見せることなく、こんなに根性出して仕事をしていたのか」と涙が出そうになって。

 なので誰が特別に苦労しているとかツラいとかないと思います。誰もが自分がいま置かれた立場でベストを尽くしてやっていくしかないですからね。みんなの頑張っている姿を感じると、身が引き締まるというか、まだまだ自分は甘いなと思いました。

 河崎:みなさんそれぞれの背景はありながら、地上波キー局の看板ニュース番組を作っている。その「顔」となる立場として、こういうニュースを読んでいきたい、こういう人たちに伝えたいなどの気概や思いなどはありますか。

 徳永:私はディレクターたちに教えてもらうことって、すごく多いんですよ。ディレクターたちはそれぞれに得意分野があって、そこに対しての思いがこれまでのキャリアや継続取材含めてたくさんあって。なので、取材者であるディレクターの気持ちを伝授してもらいながら、共に取材し、私なりに感じたことを伝えて融合させていく。そうやって1つの特集、ニュースとして伝えるという作業をしたいと強く思うんです。

 だから、自分に断固たる思いがあるかというと、それほど強くないかもしれない。スタジオで自然でいたいという思いとつながっているのかもしれないんですが、毎日起こるニュースに対して私の中で優劣をつけたくないというか。フラットでいたいという思いでいます。今はそういう段階かもしれないけど、「この先きっとそういう心持ちにも変化が出てくるのかな?」とも思っています。

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最終更新:6/20(木) 17:00
東洋経済オンライン

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