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日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員が独断と偏見で勝手に決定! 令和に復活させたい国産最強クーペベスト11【前編】

6/20(木) 6:20配信

週プレNEWS

トヨタのスープラが17年ぶりに発売されて話題だ。ということで、自動車研究家の山本シンヤがスープラに続いて「復活させるべき11台のクーペ」を選んだぜ!

【画像】「スバル アルシオーネSVX」と「日産 レパード」

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■1位に輝いたクーペはいすゞのあの名車!
――30年前は百花繚乱でしたが、もはや絶滅寸前なのが国産クーペです。

山本 やはり効率を考えたらムダな存在ですが、クーペには男の夢があります!

――ということで、今回、山本さんに令和に復活させるべき国産クーペを独断と偏見で勝手に選んでいただきました。で、1位はなんですか。

山本 いすゞのピアッツアです。今のいすゞは商用車メーカーですが、古くは乗用車も製造し、トヨタや日産と並ぶ"自動車メーカー御三家"と呼ばれていたこともある。

――それにしても古さを感じさせない、実に美しいデザインのクルマです。

山本 当時はカクカクしたデザインのクルマが多かったなか、流線形ボディは「マヨネーズのボトルみたい」と言われたことも。時代がやっとこのデザインに追いついたなと。



――いすゞはコンセプトカーのデザインを忠実に再現した117クーペが有名ですが、ピアッツァも同じ手法で開発されたと聞きました。

山本 そのとおり。117クーペの後継モデルを計画していたいすゞが自動車デザインの巨匠と言われるG(ジョルジェット)・ジウジアーロ氏にデザインを依頼して生まれたコンセプトカー「アッソ・ディ・フィオーリ」を忠実に再現しました。

117クーペはデザインを忠実に再現するために板金職人が活躍したそうですが、ピアッツァではボディとウインドーの継ぎ目に段差が現れない「フラッシュ・サーフェース」という新技術が支えに。また、運転中にステアリングから大きく手を離さずに操作が可能な「サテライトスイッチ」は、現在のステアリングスイッチの原型です。

――ちなみに走りは?

山本 エンジンはデビュー当初搭載された2リットルDOHCは非力でしたが、途中で追加された2リットルSOHCターボはクラストップレベルの動力性能を発揮。しかし、シャシーはFRジェミニ(PF型)がベースなので、ハンドリング性能は見た目に対して洗練されておらず、ポテンシャルもそれほど高くなかったのですが、当時傘下のGM(ゼネラルモーターズ)グループのネットワークを生かし、「イルムシャー」や「ハンドリングバイロータス」といったスペシャルモデルを開発して、かなり洗練された乗り味になりました。

――復活させる方法は?

山本 すでに乗用車市場から撤退して26年がたっているので、いすゞ自身での復活は厳しい。そこで海外のカロッツェリアにデザインや製造を頼み、スープラを生産するマグナ・シュタイアー社のようなところに委託生産する。コレが最も現実的かと。

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最終更新:6/21(金) 16:02
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