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タランティーノ、『ジャンゴ 繋がれざる者』と『怪傑ゾロ』のクロスオーバー映画製作

6/21(金) 21:41配信

エスクァイア

 偉大な芸術家は、自分の作品の出来栄えに決して満足しないと言います。ですが、映画監督のクエンティン・タランティーノが、過去に製作した自作品に手を加えることを緩めないのは、実際に彼が非常に優れた芸術家である証拠と解釈すべきでしょうか?
 
 2019年5月にタランティーノはあるインタビューの中で、2013年に公開された『ジャンゴ 繋がれざる者』の、長さ200分にも及ぶディレクターズ・カット版を製作したことを明らかにしました。また、その1カ月前には、2016年に公開された映画『ヘイトフル・エイト』が、全4話のミニシリーズとしてNetflixでリリースされていました。

 タランティーノは2014年に、『ジャンゴ 繋がれざる者』のコミックブックを下敷きにした映画の製作に着手しました。この原作では、ジャンゴが妻のブルームヒルダをシカゴの近くで手に入れた新居に残し、再び旅に出ます。そして、この旅の途中で彼はディエゴ・デ・ラ・ベガと出会います。ディエゴは世間ではゾロという名前で知られる男ですが、ジャンゴはゾロに加勢し、彼のボディガードを努めながら奴隷になっているその土地の先住民族を解放するというミッションに乗り出しますというストーリー。

 そして今、タランティーノは脚本家のジェロッド・カーマイケルとともに、このコミックブックをもとにした映画の脚本の執筆に取りかかっている…と、エンタメオンラインメディア「Collider」は明らかにしています。

 「このプロジェクトの話が最初に浮上したのは、2014年にあったソニー・ピクチャーズ サーバーのハッキング事件の後。あのときにタランティーノと当時ソニー・ピクチャーズの責任者であったエイミー・パスカルとの間でやりとりされた電子メールが外部に漏れるという事態となりました。そこでタランティーノが送ったあるメールには、「D/Z(『ジャンゴ 繋がれざる者』と『怪傑ゾロ』をクロスオーバー)は本当に面白くなる可能性がある!」と記されていました。またパスカルほうは、このシリーズについて『超イカしている(“super cool”)』と記していたわけです」と、「Collider」に伝えています。 
 
 このハッキング事件以来、「Collider」は複数の情報源からこのプロジェクトについての話を耳にしており、それによるとこの(コミックブックの)映画化の話は本物であり、実際にカーマイケルが脚本執筆に取り組んでいるそうです。ただ、「彼がタランティーノの意見を聞きながら独自に脚本を書いているのか!? それともタランティーノ自身や(まだ身元が明らかにされていない)他のライターと共同執筆しているのか!?」といった点については、見方が別れているのが現状のようです。

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最終更新:6/21(金) 21:41
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