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「いま、やるしかない」:カルチャーサイト「デイズド」、科学&テック分野に進出

6/21(金) 8:10配信

DIGIDAY[日本版]

ファッション、音楽、アートに強いメディアであるデイズド・メディア(Dazed Media)は、科学&テクノロジー分野への進出を決め、手はじめとして、5月第3週から「デイズド(Dazed)」で気候変動を特集しはじめた。同社は2018年9月にもビューティに特化したバーティカルを立ち上げており、その目的もコンテンツの配信自体よりもむしろ、美や美容に関心の高い人々が集うコミュニティの設立としている。

科学&テクノロジー分野の新バーティカルメディア「ア・フューチャー・ワールド(A Future World)」の始動は今年9月だ。だが、それに先立ち、「デイズド」では5月13日から、気候変動に関する活動家、アーティスト、政治家による動画およびテキストコンテンツを30本、順次配信している。

コンテンツには、気鋭の英ラッパー/ミュージシャン、Gaika(ガイカ)氏と英労働党党首ジェレミー・コービン氏が気候変動について対談した動画や、気候変動対策を訴える10代の活動家でノーベル平和賞候補者のグレタ・サンバーグ氏を追ったドキュメンタリー、シンセポップミュージシャン&アーティスト、グライムス氏の手になるSFエッセイなどがある。これらのコンテンツは「デイズド」のサイトのほか、主なソーシャルアカウント上で公開される。詳細は明かしていないが、同社によれば、これらに対するオーディエンスの反応が9月以降のコンテンツに反映されることになる。

人類における最大の問題

先月、自然保護を訴える市民運動エクスティンクション・レベリオンが世界各地で起きたことを受け、気候変動がニュースフィードのトップに踊り出るとともに、多くのニュースパブリッシャーが地球温暖化に関する包括的な記事を無数に発表している。そんななか、「デイズド」はこうした運動の先頭に立つ若者に向けた、ポップカルチャーと気候変動問題とをつなぐコンテンツの必要性を実感したという。

「気候変動は人類が直面している最大の問題であり、世界中のティーンエイジャーが対策強化を訴える動きを牽引している」と、『デイズド』のデジタルエディター、トーマス・ゴートン氏は語る。「そこにはいま、莫大なエネルギーがある。我々が下したこの決断は、単なるオプションのひとつなんかじゃない。とにかく、いま、やるしかなかったんだ」。

5月第3週の特集には、半年ほど前から同社と連携している欧州気候基金も協力する。同じ週にはまた、既存の広告パートナーの1社、ナイキ(Nike)のブランデッドコンテンツも2本、配信される。

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最終更新:6/21(金) 8:10
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