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まだあった! 有名芸人たちが今度は「詐欺組織誕生会」で闇営業

6/21(金) 11:08配信

FRIDAY

いったいどこまで、芸人による反社会的組織への「闇営業」は蔓延しているのだろうか……。

宮迫、HG…“闇営業”芸人たち 本誌直撃の瞬間はコチラ

『カラテカ』入江慎也(6月4日付で契約解消)、ムーディ勝山、『天津』木村卓寛、くまだまさし、『ザ・パンチ』、『2700』(現『ザ ツネハッチャン』)。

今回『FRIDAY』が入手した1枚の写真(左上写真)に写っているのは、吉本の人気芸人たちだ。

言わずもがな、この写真は仲間内の飲み会で撮られたものではない。本誌は6月21日号で、’14年12月に開かれた大規模詐欺グループの忘年会に『雨上がり決死隊』宮迫博之らが出席していたことを詳報した。この写真はその忘年会の約半年前、’14年6月頃に開かれた、同じ詐欺グループの、しかも首謀者の誕生会で撮られたものだ。

本誌はこの誕生会に出席した詐欺グループ元メンバーに接触した。この元メンバーは、グループが資金流用のために経営していたダミー会社を手伝っており、首謀者を含む幹部とも極めて親しかった人物だ。元メンバーはこう語った。

「首謀者の誕生会だけあり、都内のレストランを貸し切りにして、詐欺グループのメンバー100人以上が出席しました。忘年会のときは、芸人たちは会の最後にサプライズで登場しましたが、誕生会には最初から出席していた。写真に写っている芸人たちが、順番に詐欺集団に向かってネタを披露していました。

司会はやっぱり入江。首謀者や幹部たちのことを『若手実業家』と言ってメチャクチャ持ち上げていました。芸人はそれぞれ持ちネタを披露してそれなりにウケていましたけど、爆笑をさらったのが『ザ・パンチ』の二人。『ヤンチャな人たちがいっぱいいますね』みたいなことを言っていました。なにしろ、詐欺のメンバーは20代が多く、入れ墨が入った奴も大勢いましたからね。危ない奴らのパーティだと気づいていたんでしょう」

本誌前号で「闇営業」を報じた後、参加した芸人たちは一様に「ギャラはもらっていなかった」と言い訳を繰り返した。しかし、この元メンバーは「絶対に支払っていた」と断言する。

「忘年会同様、誕生会に芸人を呼んだのも入江です。入江には仲介料として100万円以上を支払った。意外かもしれませんが、ギャラは手渡しではなく、振り込みでした。詐欺グループが経営していたダミー会社から、入江の口座に『宣伝費』とか『出演料』とか適当な名目で振り込むんです。入江の差配で、そのギャラを芸人たちに振り分けたんでしょう」

「闇営業」芸人たちの言い訳はもう一つ。それは、「詐欺グループだとは知らなかった」というものだ。だがこの言い訳も、真っ赤な嘘だ。元メンバーが続ける。

「首謀者の誕生会より以前に、私は少なくとも3度、入江と飲み会で同席したことがあります。六本木や麻布のキャバクラのVIPルームでした。そこにはグループの幹部連中もいて、はっきりと『詐欺で稼いでいる』と口にしていた。それについての入江の返事もちゃんと覚えていますよ。『悪いことしないと稼げないっすもんね』。入江はそう言って笑っていました」

詐欺集団だと知っていた――そう断言できるのは、入江だけではないという。’14年12月の忘年会に参加していた、『ロンブー』田村亮も認識していた。

「首謀者の誕生会の直前、’14年の5月31日に、入江が主催する『AH!YEAH!OH!YEAH!2014』というイベントがあったんですが、そのイベントに詐欺グループは協賛として参加した。もちろん、資金流用のために作った表向きの会社の名前ですけどね。で、そのイベントは新木場のライブスペースで開催されたんですが、会場に用意されたVIP席でグループの幹部連中と飲んでいたら、入江と一緒に『ロンブー』の田村亮が挨拶に来たんです。その席でも幹部たちは『詐欺で稼いでいる』とはっきり言い、亮もそれに頷いていました」

入江と田村亮が知っていたとすれば、他の「闇営業」芸人たちにも真相が伝わっていた可能性が高いだろう。事実関係を確認すべく、本誌は改めて所属事務所である吉本興業に詳細な質問書を送った。しかし今回も、「無回答」という対応だった。

反社会的組織が宴会に芸人を呼ぶ理由について、暴力団情勢に詳しいジャーナリストの森功氏が解説する。

「周知のとおり、かつて日本の芸能・興行を仕切っていたのは暴力団、いわゆるヤクザでした。現在、暴排条例などによってヤクザは芸能界から排除された形になっていますが、構造的には昔から変化はありません。暴力団と近しい関係の人間・組織が仕切るようになっただけです。芸能人が出演するようなイベントには、グレーな人間や組織が関与していることが多い。

では、なぜ反社会的な組織が芸能人を呼びたがるかといえば、箔(はく)がつくからです。そもそも、反社の人間は自分の力を誇示することにこだわる人種ですからね。『俺はこんな大物芸能人とも親しいんだ』と内外にアピールするわけです」

今回明らかになった芸人による反社への「闇営業」は、氷山の一角である可能性が極めて高い。本誌は今後も、「闇営業」という芸能界の暗部を徹底的に追及していく。

『FRIDAY』2019年6月28日号より

最終更新:6/21(金) 12:31
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