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細木かおり『細木数子の後継者、細木かおりです』【プロローグ前半】

6/21(金) 20:30配信

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夫と出会ったのは中学3年生のとき

付き合ったり遊んだりする男性は自分で選びたいけど、結婚相手はきっと自分では選べないんだろうな……。「結婚相手だけはちゃんと選びなさい!」「結婚相手は本当に重要なんだ!」こんな風に“ばあば”から『結婚』について本当に口うるさく叩き込まれてきました。だから、子供の頃から“自分で好きになった人と恋愛をして結婚をするなんて絶対に無理だろう”と思っていたし、例え「好きな人と結婚したい」と言ったところでお許しなんてもらえない……。反対を押し切って結婚したとしても、相手も親戚になるのだから、それはそれで面倒くさいことになる……。いずれ結婚することになっても、“ばあば”の決めた人と結婚するんだろうな……そのせいで『結婚』に対しては憧れの気持ちもありませんでした。

そんな私が夫と出会ったのは、中学3年生のとき。もちろん“ばあば”が仕込んだお見合いで出会いました。当時彼は大学生。ご夫婦で“ばあば”のところに相談に来ていた方の息子さんでした。いつものように“ばあば”は何の説明もなく私を食事会に呼び、彼を紹介しながら「かおりはこういう男性と結婚するのがいいのよ!」と言っていました。

その彼とは6歳も年齢が離れていたし、中学生にとって大学生はすごく大人に見えました。いい人だと思うけど、私はまったくピンと来てなくて“うまく言い訳して何とかごまかそう”こんなことを頭で考えていました。

ばあばの選んだ男性と交際0日で結婚

相変わらず“ばあば”は私にいろんな男性を見つけてきてはお見合いを続けていましたが、なぜかのちに夫となる男性だけは、初めに会ったときからその後4年間も毎年猛プッシュしてくるんですよ(笑)。「またこの男性を勧めてきた……」「今年も拒否しておけばいいや」毎年会うからさすがに彼の名前と顔は覚えていたのですが、思春期特有の反抗心と自分で相手を決めることのできない『結婚』に興味を持てないまま学生時代を過ごしていました。

あるとき、社会人になったその彼がお付き合いしている女性のことで“ばあば”のところに相談に来たんです。彼はその女性と『結婚』を考えているようで、それを聞いた私は“なんだ、この人と結婚しなくて済んで良かった~”とホッとしたのを覚えています。“ばあばもやっと諦めてくれる”こう安心していたのですが、なんと“ばあば”は驚きの行動に出たのです。

「その女と結婚しても幸せになれない!」

彼が“ばあば”からもらった六星占術の助言は、私の期待を裏切るものでした。しばらくしたら、彼が“ばあば”のアドバイス通り、結婚を考えていた女性と別れたということを聞かされました。すかさず“ばあば”は「別れたなら、今すぐかおりに連絡しなさい!」と彼に忠告したそう。もう、これは脅しなんじゃないかと思いますよね。でも、そのぐらい“ばあば”は私の結婚相手選びに真剣だったんです。

数日後、“ばあば”のアドバイス通り、彼は本当に私に連絡をくれたんです。“なんて変わった人なんだろう……”“まさか彼女に占い結果が悪いから結婚できないと伝えたのかな”彼がどんな心境で彼女との結婚を諦め、別れを決断したのか逆に彼に興味を持ってしまいました(笑)。彼からの「彼女とはきちんとケジメをつけてきました。一度食事でもしませんか?」という誘いにのり、とりあえず会ってみることにしたのです。

実際に彼に会って彼女と別れた詳細を聞いてみると、元々親から反対されていたことに加え、彼も本当に結婚していいのかを迷っていたそう。そこに“ばあば”の相性が良くないという鑑定結果に「やっぱりそうなのか!」と最後は自分で考え納得したうえで別れを選んだということでした。

彼と初めて2人で会ったときからトントン拍子でことは進み、すぐに結納を交わし「どうせ結婚するんだから」と直後に同棲を開始。短大生だった私は彼と2人で会ってから3ヵ月後、交際0日で結婚しました。

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最終更新:6/21(金) 20:30
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