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細木かおり『細木数子の後継者、細木かおりです』【プロローグ前半】

6/21(金) 20:30配信

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19歳で始まった結婚生活と妊娠

ですが、すべてが順風満帆だったわけではありません。私の結婚が決まったとたん、父が大激怒! 「19歳なんてまだ子供だろう!」「なんでこんなに早く結婚するんだ!」「結婚はそんなに甘いもんじゃない!」人生で初めてあんなに怒られました。実母は喜んでいましたけど、父は猛反対。私としては“えっ、そこは親同士で了解をもらってるんじゃないの?”という気持ちでしたが、父の反対をよそに話がどんどんと進んでしまい、長男の妊娠をきっかけに短大を中退。結婚生活をスタートさせました。

結婚後“ばあば”は一切の援助打ち切り!

「細木数子の娘だから、贅沢放題で育てられてきた」。私のことをこんな風に思っている人も少なくないでしょうね。そりゃあ、小さい頃は高級外車でお迎えや、小学生のうちから超高級寿司屋にも連れて行ってもらっていました。

でも、結婚を機に“ばあば”から一切の援助はなくなりました。唯一、サポートしてくれたのは、彼と同棲を始めるときに“ばあば”が所有していた一人用のマンションを貸してくれたこと。「結婚で苦労を覚えなさい」ということをずっと言われてきたので、経済的な援助は一切なし。このメリハリがピシッと効いているのが“ばあば”なのです。

19歳の妊婦の私と25歳の彼の結婚生活は、彼のお給料のみで始まりました。結婚してからは“ばあば”のマンションから、自分たちのお金だけで支払える43平米の狭い木造アパートに引っ越しました。続けて3人の子宝に恵まれたのですが、彼のお給料で家族5人の生活は本当に大変で、夕方のスーパーに行き「見切り品」の値引きシールが貼ってある食材を買ってきては自炊。長男が小学生に上がるときに家が狭くて机も置けないから、そこで初めて家を買ったんです。もちろん自分たちのお金で買えるマンションを数十年のローンを組んで。

子供ながらに両親との生活水準が「普通」で、“ばあば”との生活水準が「普通じゃない」という認識はあったし、両親からは「“ばあば”は確かにすごい人だけど、あなたが凄いわけじゃないから!」と口煩く育てられてきました。だからそんな状況は理解しているつもりでいたけど、結婚して人並みにお金で苦労して初めて“ばあば”の偉大さに気が付いた気がします。

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最終更新:6/21(金) 20:30
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