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アメリカ人は日本人の10倍「セロトニン」を味方につけていた!

6/21(金) 6:05配信

幻冬舎plus

加藤雅俊 (薬剤師・体内環境師)

やる気を高めるノルアドレナリン、快感をもたらすドーパミン、精神を安定させるセロトニン、男らしさをつくるテストステロン、「可愛い」「守りたい」という気持ちを引き出すオキシトシン……。私たちの心や行動は、こうした「ホルモン」に支配されています。『奇跡のホルモン・スイッチ』は、そのホルモンを自在に操る方法が書かれた一冊。仕事から恋愛まで、読めば人生がバージョンアップする本書の一部をご紹介します。*   *   *

だからアメリカ人はいつも陽気

日本人は真面目、アメリカ人は快活など、人種によってある程度、個性が確立されています。実は、これにもホルモンが関係しています。

たとえば、セロトニン。

タンパク質の遺伝子に着目すると、セロトニンを有効利用しやすい組み合わせを持つ人は、日本人では3%、アメリカ人では32%という研究結果があります。つまり、アメリカ人は日本人の10倍もセロトニンを味方につけているのです。

たしかに、日本人は、くよくよ悩むところがありますが、アメリカ人は、「おいおい、そんなことで悩んでいるのかい。陽気にいこうぜ」というようなタイプが多いような気がしませんか。初対面の相手を前にしても、日本人なら、「苗字にさん付け」が当たり前ですが、アメリカ人は「ヘイ、ボブ」という感じです。

また、セロトニンが多いと不安な気持ちが和らぐので、リスクを恐れず挑戦しやすくなります。日本には、1つの会社に勤め続けることが美徳とされる風潮がありますが、アメリカでは、転職するほど評価が高まります。

特定の遺伝子が、民族や人種間の個性の差に影響をおよぼしているというのは、とても興味深いです。また、人種によって食生活にも大いに関係しています。

外国人は肉をよく食べますが、先述したように、セロトニンを作る材料は肉に多く含まれます。肉という材料がないと、いくらホルモンのスイッチを押しても分泌しようがありません。

肉の中でも、最も効率のよいのは豚肉です。それはトリプトファンとビタミンの両方を含んでいるからです。実は、セロトニンはトリプトファンとビタミンを原料に脳内の「ほう線核」という部分で合成されて作られるため、トリプトファンと、ビタミンの両方が必要なのです。

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最終更新:6/26(水) 17:05
幻冬舎plus

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