ここから本文です

芸人と数学教師を両立してるあの人。「数学と結婚」したあの人。数学を愛してやまない面々。

6/21(金) 6:05配信

幻冬舎plus

二宮敦人 (小説家・ノンフィクション作家)

6月11日に東京ミッドタウン日比谷にあるHIBIYA CENTRAL MARKETにて
【『世にも美しき数学者たちの日常』刊行記念ハイボールナイト~なぜか「数学」に惹かれちゃう人、集まれ! ~小説家・二宮敦人と数学愛に溢れる懲りない面々によるトークライブ】が行われました。

数学と聞くと、苦手意識を抱いてしまう人は多いのではないでしょうか? 今回は、著者である二宮敦人さんと、本書に登場している3名――高校教師をしながら芸人をしているタカタ先生、大人のための数学教室 和(なごみ)の堀口智之先生と松中宏樹先生が、数学が嫌いな人でも楽しめる数学の世界について、お酒を片手に語り尽くしました。その様子をお届けします。

本に深みが出ているのは二宮さんの質問力のおかげ

堀口先生:今回、二宮さんにインタビューを受けて、その話が『世にも美しき数学者たちの日常』という本に掲載されたわけですが、取材のときに驚いたのは、二宮さんの質問力の高さです。ときどき私もインタビューを受けることがあるのですが、インタビュアーが必ずしも数学に詳しいとは限らないので、”数学の話”になるとたいてい深く突っ込まれません。そんなこともあって、私はまとめとして数学の話を比喩的にして終わることが多いんですが、二宮さんはそこで「どういうことですか」ってしっかり突っ込んでこられたんです(笑)。一方で、広い視野からも突っ込んで聞いてくださったので、この本には数学の世界について書いてあるけど、人間的な部分が詰まっているなあと思いました。

二宮さん:数学は大学受験の範囲についての知識しかない状態で伺ったので、みなさんから拒否感を示されるんじゃないかと心配でした。

タカタ先生:いえいえ、そんなことなかったです。二宮さんは本当に聞き上手でした! わざわざインタビューしにきてくれたのに「リアクションないじゃん!」みたいな方もいますからね(笑)。でも、二宮さんには、本当に気持ちよく喋らされました。取材がとても楽しかったです。

堀口先生:わかります。気づいたら、普段話せないことまで自然と話しちゃってて……私もいろいろ話しすぎてしまいました(笑)。そうそう、松中先生がインタビューを受けることになったのは、“ある偶然のきっかけ”があったからですよね?

松中先生:そうなんです(笑)。堀口先生がインタビューを受けていたとき、たまたま隣の部屋でホワイトボードに数式を書いてたら呼ばれて、結果的にインタビュー受けることになったんです。インタビューを受けるのは初めてのことだったのですが、数学の話ばかり、気づいたら3時間もしていて、ちゃんとした内容になるかすごく不安でした。そんなわけで原稿があがってくるのが怖かったんですが、すごい素敵な文章に仕上がっていて感動したのを覚えています。

タカタ先生:生徒がみんな二宮さんみたいだったら、どんなに授業が楽しいかと思いますよね。すごい興味を持って聞いてくれるので(笑)。

二宮さん:でも、僕、数学の成績そんなに良くなかったですよ(笑)。

タカタ先生:そうなんですか! でも、生徒にもよくいるんですよ。目をキラキラさせて聞いてるんだけど、成績のほうは……っていう……。二宮さんはそ、そういうタイプだったというわけですね(笑)。

1/5ページ

最終更新:6/21(金) 6:05
幻冬舎plus

幻冬舎plusの前後の記事

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ