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何気なく使っているけど…「コンセプト」ってどんな意味?

6/21(金) 10:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

公認会計士の弓削一幸氏は、心理学や行動経済学に基づくマーケティングやブランディング理論を独自に構築、約100社に及ぶ地方中小企業を経営危機から救済してきた。弓削氏の著書『「事業再生」の嘘と真実』(幻冬舎MC)より一部を抜粋して、外車ディーラーの店頭イベントでの活用例を参考に「コンセプト」の意味、本質を解説する。

「コンセプト」とは何か?

ビジネスで何気なく使われている用語で、頻繁に会話に出てくるけれど意味を聞かれると答えられない、「そういえばどういう意味だったかな」と考えてもよく分からない言葉はないでしょうか。

例えば「経営理念」という言葉はよく耳にしますし、「理念経営」などは一種のバズワード(もっともらしい専門用語)になっています。しかし多くの人が「経営理念」と「ミッション」「ビジョン」の違いなどを理解していません。

中でも際立っているのが「コンセプト」という言葉です。いろいろな会議で頻繁に耳にしますが、本当に不思議な言葉です。

ある新製品検討会議の席上で、役員が「この商品のコンセプトは何だね! コンセプトが分からない商品なんか売れるのかね!」「はい、おっしゃる通りです。再考します……」のような会話がありました。

そこで、後からこの役員と叱責された担当者に「コンセプトとは何ですか?」と意地悪く質問をすると、役員は「コンセプトはコンセプトだよ。君はそんなことも分からんのか!」と逆に怒られてしまい、担当者は「いや、そう改めて質問されるとよく分かっていないですよね……」といった回答をしていました。意味がよく分からないのにビジネス上は頻繁に使われて、しかも会話が成り立ってしまうという極めて不思議な言葉なのです。

実はかく言う私も、ある時、自分が分からないままに使っていることに気が付いて、気持ち悪く思ったのでマーケターや広告会社のプランナー、コピーライターなど多くの方に質問してみたのです。ところが、各々言うことが違ったので驚きました。

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最終更新:6/21(金) 10:00
幻冬舎ゴールドオンライン

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