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堀江貴文「僕が過去に失って唯一後悔したもの」

6/21(金) 5:10配信

東洋経済オンライン

将来に備えてお金を貯めることばかりにとらわれるのは、いますぐやめたほうがいい。さもなければ、きっと後悔することになる――。堀江貴文氏はそう警鐘を鳴らす。それは個人の生活レベルの話に限ったことではない。ビジネスパーソンであれば、持てる資金を十全に活用し、時間を買って、人を頼ることで、成功と幸福の循環を作っていくほうがいい。なぜ同氏はそのように断じるのか。その真意とは。
(本記事は『あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる』より抜粋し、再構成したものです)

■ビジネスの成功者はみな、人づかいが巧み

 僕にとって最も大切な資源は、時間だ。その次に大事なのは、やはり人だ。うまくいっている会社は、商売上手であると同時に、優れた人が集まってくる環境の整備ができている。

 どんなに勝ち目のプランがあっても、優れた人がサポートしてくれなければ、ビジネスは成功しないのだ。

 僕はプログラムはできるし、お金の管理も人並み以上にできる。ビジネスマンとしての能力は、高い部類に入るかもしれないが、もっと出来のいいビジネスマンは、身近に何人もいる。自分はまだまだだなぁ……と、たびたび感じる。

 仕事のすべてを自分で回そうとは、考えない。もしかしたら自分でやってしまった方がスピーディに解決できる場合もあるが、僕は自分の時間の最適化を優先したい。他人に任せられる仕事は、他人の手を頼りまくる。人に任せたぶん、別の新しいことに時間を注ぎたい。それで手柄が他人に取られるのも全然OKだ。

 人を使うことは、他人の雇用を創出して、感謝も受け取れる。悪いことは、ひとつもないのだ。

 ビジネスの成功者はみんな、人づかいが巧みだ。プライドを捨て、できない自分をさらけだし、人の手を平気で借りられる。そして周囲に、優れた人がどんどん集まってくる。

 ビジネスマンとしてのスペックが低い経営者ほど、実は人を使うのが上手い。人に頼りまくっているうちに、気づいたら資産家になっているような例は、けっこう多いのだ。

 人の手を借りられないという人には、2パターンある。ひとつは自分でやった方がうまくいくと思いこんでいる人、もうひとつは他人と手柄をシェアしたくない欲張りだ。どちらも間違ったこだわりだ。

 自分より仕事をうまくやれる人は、いくらでもいる。すべて自分の判断が一番正しいなんて考えている人間もよく目にするが、思い上がりもいいところだ。それに、手柄は分け合ってこそ、大きな評価を得られる。

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最終更新:6/21(金) 5:10
東洋経済オンライン

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