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胎児の時点で割れていた!? なぜ腹が6つに割れるのか知っていますか?

6/22(土) 7:00配信

Tarzan Web

理想はシックスパック!と何気に口にしているけれど、なぜ腹が6つに割れるのか知ってます? ぼーっと生きていると、あなたの腹は永遠にそのままかも。[取材協力/白戸拓也(フージャース ウェルネス&スポーツ)]

腹は割れる。誰でも必ず割ることができる。

だって、お母さんのお腹の中にいるときからヒトの腹筋はしっかり割れているのだから。

そもそもの腹筋の構造をおさらいしてみよう。股間にある恥骨から肋骨までカラダの前面を覆っているのが腹直筋。これがいわゆる腹筋だ。その役割は背骨を丸めたり伸ばしたりすること。

一方、脇腹部分に広く斜め方向に走っているのが外腹斜筋。外から見るとこの筋肉しか確認できないが、その内側には逆斜め、タスキ状に内腹斜筋というインナーマッスルが存在する。ふたつの筋肉が協働することで体幹を横に倒したり、斜めに伸ばしたり、左右に捻るという3D動作が可能になる。

腹筋はいくつかのブロックに分かれている。

さて、これら腹筋の構造は全身の筋肉の中でも、極めて特殊。普通の筋肉はひとつ、あるいはふたつの関節をまたぎ、その関節を曲げたり伸ばしたりする働きをする。

ところが、腹筋がまたいでいる関節はひとつやふたつどころではない。背骨は椎骨という似たような形をした骨が24個重なってできている。これらが絶妙なS字カーブを描いて二足歩行のヒトのカラダを支えているのだ。腹筋がコントロールしているのは椎骨と椎骨のジョイント部分の動き。これを関節と考えると、実に2ケタの関節をまたいでその動きに関与していることになる。

こうなると、腹筋が1枚ののっぺらぼうの状態では都合が悪い。細かい動きのコントロールができないからだ。そこで、いくつかのブロックに分かれた構造が必要になったというわけ。

「白線」と「腱画」、2つのライン。

まず、腹直筋の中央を縦に走っているのが白線という区分けライン。生物のカラダは基本、カラダの正中線を境にして左右対称の構造になっている。これで腹直筋は左右2枚の筋肉に分かれた。

次に左右に走っている腱画という区分けライン。これらが筋肉を横に分断することで、短い距離で筋肉が収縮し背骨の微妙な動きがコントロールできるようになった。腹筋の上部だけ、下部だけと狭い範囲で力を入れられるのは腱画があるおかげなのだ。

で、見た目的には中央の白線を境にして、右側に3ブロック(人によっては4ブロック)、左側に3ブロックの筋肉のできあがり。これが世に言うシックスパック。

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最終更新:6/22(土) 7:00
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