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22歳女子に旧帝大生…これがリアル「ひきこもり部屋」

6/22(土) 6:00配信

SmartFLASH

「本来はそこに住む本人にしか見られない “不可視” の部屋を覗き見ることで、感じられることがあるはずです」

 そう語るのは、現代美術家の渡辺篤さん(40)だ。“ひきこもり部屋” の自撮りを募集する「アイムヒア プロジェクト」を企画したのは2018年のこと。ネットなどを通じて、約40人の男女から、160枚ほどの写真が集まったという。

「『ひきこもりの部屋』に特徴といえるものはありません。ただ、古い家財道具が多い印象があります。なぜか、黒猫もよく目にします」

 扇風機が多いのは、「募集の時期が夏だったからでは」と渡辺さんは言うが、“時間が止まった部屋” という印象も受ける。

「川崎や練馬の事件をきっかけに、ひきこもりが社会問題として注目され、私に相談に来られる方も多くなりました」

 じつは渡辺さん自身、3年近くひきこもりを経験した。

「誰にでもひきこもる可能性はある。その現実をひとりでも多くの人に直視してもらいたいですね」

 ひきこもりの人たちが、自ら撮影した部屋の写真。そこにはひと括りにはできない、それぞれの事情がある。以下では、写真と本人のコメントを紹介する


【リアル「ひきこもり部屋」の自撮り写真館】
《冒頭の写真の本人談》
「よく夜中にコンビニに出掛けては缶チューハイを買って飲んでいます。部屋にゴミがあることで、こんな自分を罰している気がして安心できます」

《本人談》
「学校に行けなくなって、断続的にひきこもって、10年過ぎました」

《本人談》
「22歳・女。発達障害を持っているため、仕事が上手くいかず、何度もひきこもりを繰り返しています。

 気持ち悪い自分を愛してあげたくて、インターネットを徘徊しては模索する日々です。『生んでくれてありがとう』と両親に言える日が来ることを祈り、今日も生きています」

《本人談》
「トータルで18年以上ひきこもってます。趣味は筋トレで外出もできます。今は働くのが怖くて、腰痛もあり、仕事を継続することができなく、ここ10年は年金暮らしの親と同居。

 最近献血をしたのですが、久しぶりに家族以外の人と話せて嬉しかったです」

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最終更新:6/25(火) 10:48
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