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伊藤健太郎、“後輩男子”好演「自分が発する言葉にうそがないように」<Interview>

6/22(土) 8:00配信

ザテレビジョン

片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)と川栄李奈がW主演を務めるアニメーション映画「きみと、波にのれたら」が、6月21日より公開中。

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本作は「夜明け告げるルーのうた」や「夜は短し歩けよ乙女」で知られるアニメーション監督の湯浅政明が手掛けたラブストーリー。小さな港町を舞台に、海の事故で命を落としてしまう消防士の青年・港(片寄)と、サーフィン好きの大学生・ひな子(川栄)の運命的な恋を描く。

映画「コーヒーが冷めないうちに」で第42回(2018年度)「日本アカデミー賞」の話題賞・俳優部門と新人俳優賞のW受賞を果たした俳優の伊藤健太郎が、港の後輩消防士・山葵(わさび)役として声の出演を果たした。

インタビューでは、湯浅作品の世界観や役への思い、声の芝居で心掛けたことなどを語ってもらった。

また「新しく挑戦したいことは?」という質問では、思わぬ願望が明らかに!?

――脚本を読んだ感想は?

とても不思議なお話だなと思いました。切ないラブストーリーですが、湯浅さんの独特の世界観というかファンタジー要素もたくさんあって、誰かのことをより大切に思えるような作品。

脚本を読んだ時点で、どんな映画になるのかすごく楽しみでした。

――出来上がった作品の印象は?

アフレコの時は絵が出来上がっていない状態だったので自分なりにいろいろ想像しながら演じたのですが、それをはるかに超えていました。

湯浅さんの絵はタッチが優しいんです。直線が少ないというか、丸みを帯びた絵が多い。

――波や水の描き方が、まさにそうでしたよね。

そうなんです。花火のシーンも印象的でしたし、オムライスの卵のトロトロ具合を見ているとアニメとは思えない。おいしそうだから、食べたくなりますよね(笑)。ストーリーも含めてとても優しい作品だなと思いました。

――今回、声を担当した山葵はどんなキャラクター?

山葵は自信がない男の子なのかなと。何をやってもうまくいかないし、消防士として頑張ってはいるけど、まだ半人前。

でも、自分の感情をさらけ出せるピュアなところがあって。きっと、作品を観ている人たちにとって一番親しみやすくて距離感が近いキャラクターなのかなと思います。

――演じる上で意識した点は?

山葵らしく純粋であることが大事だと思いながら演じていました。先輩の港さんが亡くなって、もともと思いを寄せていたひな子さんに気持ちが行きかけたりするけど、ピュアな部分を大切にして自分が発する言葉全てにうそがないように、何の曇りもないように喋ることを意識していました。

――山葵の“後輩感”がいいですよね。

ありがとうございます(笑)。いい後輩ですよね。何か懐いてくるような感じがかわいいので、演じる時は声のトーンを普段の声よりも高めにしました。

■ 見ていてほほ笑ましい関係

――港の妹・洋子(松本穂香)との関係からも目が離せない。

洋子は口調が強くて、山葵とは正反対のタイプ。強がっているけど、一番寂しい思いをしているのは洋子なんです。

誰よりも心のよりどころを探している女の子なんじゃないかなと思います。山葵と洋子の関係は見ていてほほ笑ましいですよね。

――作品のタイトル“波にのれたら”にちなんで、俳優として“波に乗った”というか、自分なりに“手応えを感じた瞬間”は?

手応えというか、少しは見てくださっている人たちの心を動かせることができたのかな、どうなのかな…と思うことは、それぞれの作品にあります。

全編を通してではないですが、瞬間、瞬間でちょっとはできたのかなって。

今年(2019年)4月から5月にかけて「春のめざめ」という舞台をやらせていただいたのですが、お客さんからの拍手のありがたさのようなものを強く感じました。

自分が表現したことに対して涙を流してくださる人がいたりして。あの時に、少しは自分なりに気持ちを伝えることができたのかなと思いました。

――“波にのれたら”つながりでもう一つ。これまで、はやりもの(ブーム)に乗ったことはありますか?

基本的にブームには乗らないタイプなんです。わざと乗らないわけではないんですけど「これに乗った!」という経験はないですね。

でも、音楽や洋服、食べ物とか、今ブームになっているというものに思いっ切り乗っかってみるのも面白いかも。意外と楽しいかもしれませんね。

――いつか、そういう姿を見かけたら…。

「あ、乗ってんなアイツ」って思ってください(笑)。

――「令和」になって、もうすぐ2カ月がたとうとしていますけど、今後新たに挑戦してみたいことは?

今はスカイダイビングですね。昔から「飛びたい欲」が強いんです(笑)。もし、“スーパーパワー”が手に入るとしたら絶対飛びたいです!

――高い所は平気?

いや、それがあまり得意ではないんですけど(笑)、スカイダイビングぐらいの高さだったら高所恐怖症の次元を超えていると思うんですよ。めっちゃ怖いと思いますけど、一つの経験としていつか挑戦してみたいです。(ザテレビジョン・取材・文=月山武桜)

最終更新:6/22(土) 8:00
ザテレビジョン

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