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ロングセラー『「のび太」という生きかた』ドラえもんは現代の教養書か?[ビジネス書ベストセラー]

6/22(土) 7:00配信

Book Bang

 6月18日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ビジネス書第1位は『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』が獲得した。
 第2位は『東大の先生!  文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!』。第3位は『頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』となった。

 4位以下で注目は10位にランクインした『ポケット版「のび太」という生きかた』。「ドラえもん」研究の第一人者で教育学博士の横山泰行さんが、ぐうたらでダメなのび太でも夢を叶えていることに注目し、人生を楽しみながら夢を叶えるコツを説いた一冊。毎年夏休みの時期になると中高生の読書感想文用にお勧めされることが続き、2004年の単行本版発売以来ロングセラーが続いている。また大人の読者にも有用とビジネスニュースサイトなどで取り上げられることも増え、今年は夏前から注目を浴びている。近年『自分と向き合い成長する アニメと哲学』小川仁志[著](かんき出版)、『まんが「ブラック・ジャック」に学ぶ自分を貫く働き方』(プレジデント社)、『「キングダム」で学ぶ 乱世のリーダーシップ』原泰久[原作]長尾一洋[著]などアニメや漫画に生き方や働き方を学ぶ自己啓発書が増えている。過去には「三国志」や司馬遼太郎の歴史小説などがサラリーマンの教養書とも言える“物語”だったが、現代ではその役割は漫画・アニメの“物語”に取って代わられたということだろうか。

1位『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド[著](日経BP社)

教育、貧困、環境、エネルギー、医療、人口問題などをテーマに、世界の正しい見方をわかりやすく紹介 本書では世界の本当の姿を知るために、教育、貧困、環境、エネルギー、人口など幅広い分野を取り上げている。いずれも最新の統計データを紹介しながら、世界の正しい見方を紹介している。これらのテーマは一見、難しくて遠い話に思えるかもしれない。でも、大丈夫。著者のハンス・ロスリング氏の説明は面白くてわかりやすいと評判だ。その証拠に、彼のTEDトークの動画は、累計3500万回も再生されている。また、本書では数式はひとつも出てこない。「GDP」より難しい経済用語は出てこないし、「平均」より難しい統計用語も出てこない。誰にでも、直感的に内容を理解できるように書かれている。(日経BPウェブサイトより抜粋)

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最終更新:6/22(土) 7:00
Book Bang

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