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Beatsプレジデントが語る「Powerbeats Pro」と「音楽の力」

6/23(日) 12:11配信

WIRED.jp

「Beats by Dr. Dre(以下:Beats)」が2014年にアップルファミリーの一員になってから、5年の月日が経った。

【写真】Beats初の完全ワイヤレスイヤフォン「Powerbeats Pro」をもっとみる

すでにアップルが完全ワイヤレスイヤフォンとして「AirPods」を展開するなか、Beatsはいかにして差異化するのか。世界中のオーディオファンが期待を寄せるなかBeatsが生み出したのが、7月に日本で発売予定の「Powerbeats Pro」だった。その特徴は、スポーツ向けイヤフォンでありながら、Beatsならではの徹底した音楽体験へのこだわりを性能・デザインいずれにおいても実現させた点にある。

完全ワイヤレスイヤフォン市場は18年に前年比で約4倍に急成長しており、とりわけスポーツ向け製品の需要はおよそ5倍近くまで伸びている。Beatsが満を持して投入したPowerbeats Proは、この急成長市場を狙うとともに、Beatsとアップルそれぞれのブランドが長い時間をかけて「真の意味」でひとつになってつくり上げた、初めての製品となった。

アップルとの“真の”シナジー

14年にアップルファミリーの一員になる前から、グローバルオーディオブランドとして名実ともに確固たる地位を築いていたBeats。それだけに、企画や開発工程、エンジニアリングまですべてをアップルとシンクロさせることは、たやすいことではなかった。

それぞれが「ブランド」としての地位を確立していた両者は(そう、Beatsはアップルファミリーになったあとも名を残す数少ないブランドだ)、互いのもっているリソースや開発手法、そしてブランドイメージを壊さぬよう慎重に、時間をかけて統合を進めてきた。

Powerbeats Proの開発にあたって、アップルのテクノロジーやナレッジベース、リソースが非常に大きな影響を及ぼしているのだと、Beatsプレジデントのルーク・ウッドは語る。「アップルの資産をシームレスに利用できたことで、音質や通話品質、製品の完成度など、すべてをトップクラスにまで押し上げることができたと思っています」

とりわけ「装着感」には、アップルとの“真のシナジー”が顕著に現れているという。これまでのPowerbeatsシリーズは、長時間装着していると耳の突起部分に圧力がかかり、ユーザーに不快感を与えてしまう場合があった。

しかし、アップルがもつ人間工学的なデータや、AirPodsの展開で培われた完全ワイヤレスイヤフォンのナレッジベースを開発段階から取り入れることで、新たなブレイクスルーが得られたのだという。さらにアップルの膨大な社員のリソースを活用し、さまざまな耳の形でのテストと微調整を繰り返したことも、長時間のワークアウトにも耐えうる装着感が実現できた一因になっているのだと、ルークは語る。

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最終更新:6/23(日) 12:11
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