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銀行員・不動産屋は見た「本物の大金持ちほどこんなにケチる…!」

6/23(日) 10:00配信

現代ビジネス

 毎日ユニクロで、車は中古の国産車――この程度の質素な生活は、倹約家な金持ちにとっては序の口だ。資産数十億円クラスの大富豪の、想像を超える仰天のケチエピソードをご覧いただきたい。

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領収書と割り勘が大好き

 「知ってます? ファミリーマートってほかのコンビニにくらべて高いんですよ。お弁当やプライベートブランドの商品が。割引セールも少ないし、ポイント還元率も悪い。

 まあ、コンビニはそもそも割高だからあまり買い物しないんですけど、どうしても必要なものが出たときはセブンイレブンやローソンを探しますね」

 向夏の候、東京は府中の奥まったところに広がる住宅街。独自の「ケチセオリー」を本誌記者に向かって繰り広げながら、コンビニでペットボトルの緑茶を購入したのは小平房之氏(64歳・仮名)である。

 じつはこの小平氏、飲食チェーン経営で財を成し、たたき上げで20億円以上の資産を築き上げた人物なのだ。

 だが、いざ話を聞いてみると、一般的な庶民と比べても常軌を逸するほどの倹約家であることがわかった。

 「生活必需品は仕事の合間を縫って、近所のいちばん安いディスカウントショップで買い込みます。もはやこれは私にとって仕事のひとつですからね。

 会社でも時間があれば特売品のチラシを眺めています。買い物を妻なんかに頼んだら、どんな割高なものを買ってくるかわかりませんから、かならず自分で行きますよ」

 お会計は103円。府中は30度近い汗ばむ日だったが、記者に「なにか飲みますか」と語りかける雰囲気など微塵もない。そしてコンビニの店員に、澱みなく一言。

 領収書ください――。

カップラーメンをまとめ買い

 この世界には、私たちが一生かかっても手にすることができない資産を持ちながら、100円の緑茶まで会社の経費として精算する人間もいる。

 金持ちはケチだ。古くから言われてきたことだが、冒頭の小平氏を凌駕する、耳を疑うような「ケチエピソード」はほかにも数えきれないほどある。

 ある大口の取引を担当していたメガバンク社員が語る。

 「私が担当していたのは、人気のホテルチェーンを興した鮎川宗一郎さん(仮名)です。おそらく40代にして10億円はくだらない資産を所有している。それなのに鮎川さんはとにかくカネの使い方にシビアだったんです。

 『おカネは儲けるよりも使うほうがよっぽど難しい』というのが持論で、服や車にまったく頓着ありません。

 経営者仲間とのパーティーで『いい時計でも買ったら? 』と言われても、『高い時計を着ければ、一日が30時間に増えるんですか』なんて真顔で答えてしまう人です」

 鮎川氏はグルメにも関心を示さず、食事はもっぱら家で自炊。会社ではネットでまとめ買いしたカップラーメンを昼食にしている。

 「しぶしぶ」外食に出かけるのは、接待を受けるときくらいだ。

 「接待に出向くときは、かならずチェーンの安居酒屋を指定するそうです。10円単位でキッチリ割り勘するのは当たり前で、部下におごったりすることは一切ありません。

 しかもそれだけではない。あるとき、お得意先が鮎川さんのお宅を訪問したあと、『たまには外でご飯を食べましょうよ』と誘ったそうです。

 それで近所の居酒屋に入ったんですが、席に着くなり鮎川さんは机の上に、ペットボトルの烏龍茶と、前日に作りおいたポテトサラダを取り出して食べはじめた。これには店主もあきれて、『すみません、帰ってください』と言われたとか」

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最終更新:6/23(日) 10:40
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