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【昭和の名車 08】ダイハツ コンパーノ スパイダーは、イタリアンムードの快足オープンカー

6/24(月) 6:30配信

Webモーターマガジン

ダイハツ コンパーノ スパイダー:昭和40年(1965年)4月発売

昭和は遠くなりにけり…だが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。

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ダイハツが戦後初の試作乗用車を発表したのは、1961年(昭和36年)10月の第8回全日本自動車ショーにおいてのことだった。このあたりから同社のイタリアンデザインへの傾倒ぶりが顕著にうかがえた。

そして翌1962年の第9回全日本自動車ショーへの出品作(コンパクトバン)は、カロッツェリア・ヴィニヤーレのデザインになる作品だった。

同社とヴィニヤーレとの結びつきはきわめて強く、またその作品の出来映えもすぐれており、ワゴン、バンに続いて1964年2月に発売されたコンパーノベルリーナ800も均整のとれたシルエットが特徴的だった。

この2ドアのみのベルリーナの屋根をとり払ってオープン化したのが、1965年4月に発売されたコンパーノ スパイダーだった。

エンジンはFE型、直4OHV、958ccで、ソレックスのSUキャブレターを2連装して、最高出力は65ps/6500rpm、最大トルクは7.8kgm/4500rpmを発生した。これに4速ギアボックスが組み合わされ、0→400m加速が18.5秒、最高速は145km/hをマークした。

ラダーフレーム付きのためオープン化は比較的容易で(サイドシルの断面増大、クロスメンバーの追加などの補強が行われた)、車重も35kg増の790kgに抑えることができた。パワーウエイトレシオは12.2kg/psとなる。

イタリアンルックのボディは“シューティング・ライン”の愛称がつけられたが車両価格は69万5000円と、トヨタ スポーツ800(59万5000円)やホンダ S600(56万3000円)などより約10万円も高いため、その売れ行きは今ひとつ伸びなかった。なお、兄弟車に同一エンジンを搭載したコンパーノGTがある。

ダイハツ コンパーノ スパイダー 主要諸元

・全長×全幅×全高:3795×1445×1350mm
・ホイールベース:2220mm
・車両重量:790kg
・エンジン型式・種類:FE型・直4・OHV
・排気量:958cc
・最高出力:65ps/6500rpm
・最大トルク:7.8kgm/4500rpm
・トランスミッション:4速MT
・タイヤサイズ:6.00-12 4PR
・車両価格:69万5000円

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最終更新:6/24(月) 6:30
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