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かわいいだけでは飼えないうさぎの真実

6/24(月) 15:40配信

オルタナ

干支の卯年には毎年うさぎブームが起こってたくさんのうさぎが飼われ、翌年には捨てられるといいます。

「前回は私のところにも50匹を超える保護依頼がありました。次の卯年までに、一人でも多くの人に理解を深めて欲しいと思っています」

うさぎの寿命は10年、正しい知識で、最期まで責任を持った飼育を

「うさぎは犬や猫のように積極的にじゃれたり簡単に抱っこをすることはできませんが、撫でたりおやつをあげたりとコミュニケーションをとることはできます」と藤田さん。聞くとうさぎは聴覚が優れており、慣れてくると飼い主の声には敏感に反応するのだといいます。

うさぎの主食は「チモシー」「ティモシー」と呼ばれる干し草。LIBERTYでは、保護しているうさぎたちが新しい里親の元に行った後も慣れないエサに困らないよう、いろんな種類の干し草を与えています。「13匹いるので、小さな衣装ケース一箱分の干し草は1日であっという間になくなる」と藤田さん。ボランティアさんの協力も得ながら、毎日エサやりはもちろん、ケージの掃除や運動を欠かしません。

うさぎは暑さや寒さに弱いため年中エアコンが必須なほか、持病を抱えているうさぎの医療費なども必要で保護は決して楽ではないといいますが、小さな命が守られていない現実に対して「何かおかしいのではないか」という気持ちが、藤田さんを活動へと駆り立てているといいます。

譲渡については、暑さや寒さに弱いため野外での譲渡会は行わず、室内の譲渡会や直接来訪した里親希望者と話し合いを重ね、家族の意向や飼育環境を確認した上で、うさぎの健康管理や飼育に関しての譲渡条件を満たした場合にのみ、1~2ヶ月のトライアル期間を経たのち、正式譲渡しています。

「うさぎは10年ほど生きます。本当に最期までうさぎのお世話をしてくださるのか、安易に渡すことはしたくないと思っていて、譲渡の際の条件も多数設けています」

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最終更新:6/24(月) 15:40
オルタナ

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