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【京都人のお墨付き】綴織職人 伝統工芸士・平野喜久夫さんおすすめ|24時間営業でいつでもくつろげる「ハーバーカフェ北野白梅町店」

6/24(月) 15:01配信

サライ.jp

取材・文/末原美裕


京都で長年活躍している目の肥えた方々が足繁く通うお店は、間違いなく感動と出会えるところ。本連載では目利きの京都人の方が太鼓判を押すお店を紹介していきます。

今回、京都人のお墨付きの場所を教えてくれるのは、綴織(つづれおり)職人であり伝統工芸士の平野喜久夫さん。綴織は日本美術織物の最高峰だといわれており、正式名称を「西陣爪掻本綴織(つめがきほんつづれおり)」といいます。機械は使わず人の手足のみで操作する「綴機(つづればた)」を使用し、「爪掻(つめがき)」という伝統的な技法で文様を織り上げます。西陣織の中で最も歴史が長く、爪で織る芸術品とも呼ばれています。

「獅子舞」を爪で織る、平野さん。一日にほんの数センチ程度しか織れないような複雑な文様もあり、大変手間のかかる手法です。だからこそ機械織には出せない目の細かく繊細な表現の織物ができます。

葛飾北斎の浮世絵を綴織で再現した作品。日本画の雰囲気をいかに効果的に出すか、織りでないとできない柔らかな仕上がりになっています。

犬や猫のお気に入りの写真を原画として製織もしています。写真や絵画とは趣の異なる、オーダーメイド品をお願いすることもできますよ。

平野さんは綴織の技術保存を目的とした「奏絲綴苑(そうしつづれえん)」を主催し、熟練職人と若手職人の交流の場の提供、そして綴織の幅広い普及と継承・保存、発展に尽力されています。
また、一般の方に向けた手織り体験や工房見学も受け付けています。初心者なのは当たり前、丁寧にわかりやすく教えてくれますよ。
(綴織職人 伝統工芸士・平野喜久夫さんおすすめの「ギャラリーカフェアンドバー・ハピイ」はこちら)

ハーバー北野白梅町店

「仕事に根を詰めてくたびれたときに、ぼーっとすることのできるカフェです。天井が高く開放感があり、一つ一つのテーブル席がゆったりとしているから、誰に遠慮することもなく、のんびりできますよ」と平野さんがおすすめしてくれたのは、「ハーバー北野白梅町店」。北野天満宮やわら天神、金閣寺がある、洛西エリアに位置する西大路通り沿いのお店です。アメリカ西海岸のような雰囲気を持つ、広々としたカフェは地元の方に愛されています。

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最終更新:6/24(月) 15:01
サライ.jp

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