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座りっぱなしの生活がもたらす悪影響と対策

6/24(月) 22:00配信

ウィメンズヘルス

椅子に何時間も座って過ごすのは、腰への負担が大きいどころか、体を実際に痛めつけてしまうこともある。デスクワークをしているのなら、週の約55時間は、座って過ごしていることになる。しかも、この運動不足は、ワークアウトで解決できるものではないとか。そこで今回は、科学が解説する、”座りすぎ”がもたらすリスクと、解消法について、アメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。

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あまりにも体を動かさずにじっとして過ごしていると、健康を害しやすい。対策としては、とにかく動くこと。最近では、座りっぱなしの生活が、精神の健康や睡眠サイクルなどさまざまなダメージを与えることも判明したそう。

「人間の体は、移動するために進化を遂げてきました」と話すのは、アメリカの総合病院メイヨー・クリニックに務める医学教授のジェームス・レビン医学博士。「座って過ごす時間もそうですが、私たちはこれまでにないほど、横になりだらだらとくつろぐ時間が増えています。これは人体にとって不自然なことであり、健康に有害なのです」。この傾向は、特に若い女性にみられているとか。

睡眠中の呼吸に悪影響が…

長時間座り続けていると、重力と血行不良により、水分が下半身に溜まってしまうよう。それによって生じる弊害とは、足首が太く見えてしまうだけでなく、就寝時に体が横になると、足に溜まっている余分な水分が首回りの筋肉や組織へ移動し、喉が腫れてしまうことがあると解説するのは、トロント大学の睡眠医学と時間生物学の研究センターでディレクターを務めるダグラス・ブラッドリー医学博士。すると睡眠中に呼吸が困難になる可能性もある。

お尻に脂肪が増えてしまう

単に、体を動かさないからカロリー消費量が低下して太りやすくなるというだけではない。最新の細胞培養における研究によると、お尻の皮下組織にある脂肪細胞の上に体重を長時間のせて座っていると、立っているときに比べ、早い速度で脂肪細胞の数を2倍に増加させることが明らかになっている。つまり、良くない脂肪がどんどん増えてしまうよう。「脂肪細胞の上に、座ったり横になったりして体重をかけると、トリグリセリド(中性脂肪)がさらに作られます」と話すのは、この研究著者であり、イスラエルのテルアビブ大学医用生体工学科のアミット・ジュファン医学博士。

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最終更新:6/24(月) 22:00
ウィメンズヘルス

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