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22歳の大学生が自腹でヴァシュロン コンスタンタンを買った理由

6/24(月) 18:31配信

GOETHE

お気に入りの腕時計を所有することは、日常を充実した時間に変え、仕事をするうえでの大きな原動力にもつながる。「ゲーテ」では、20~30代のリアルな本音を日本屈指の腕時計専門店でキャッチした! 第2回は来年に新社会人を迎える深川龍悟さんが選んだヴァシュロン コンスタンタンの「フィフティーシックス・オートマティック」。

深川龍悟さん 22歳 学生兼塾講師

2018年に発表されたヴァシュロン コンスタンタンのフィフティーシックスは、次世代を担うためのリーダーへ向けて発信されたコレクションだ。1956年製のヴィンテージウォッチからデザインコードを踏襲している一方、そのルックスはどこまでもモダンで美しい。

「ヴァシュロンの時計をして、フェラガモのスーツを着ているやつなんて、大学ではなかなかいないですから、明らかに浮いていますよね。教授に間違えられて学内で話しかけられたこともあります(笑)。そもそも大学生が100万円以上もする時計を買う必要って、常識的に考えたらどこにもないと思うんです。ただ、僕の場合、それが貴重な経験に繋がると思えたから、自分でお金稼いで買うことを続けてきました。理想の自分に近づくための努力を怠らないようにプレッシャーをかけています」

高級時計から得られる何ものにも代え難い経験

深川さんは、現在大学4年生。数ある高級時計の中で彼はなぜフィフティーシックス・オートマティックを選んだのだろうか。

「この時計は個人的にとてもバランスがいいと思っています。よく見ると顔がしっかりしていて、フォーマルな部分だけを追求した時計とは何かが違う。魅せるべきところをちゃんと抑えていて、個性を演出している。人と被らないところも僕のツボに刺さります」

「高級時計を身につけることで出会う人がめちゃくちゃ変わった!」と嬉しそうに話す深川さん。腕時計に興味を持ったきっかけは母の影響が大きいという。

「うちの母には、『男性のお洒落は、時計・靴・ベルトで決まる』という持論があり、高校生の時にカルバン クラインの時計をプレゼントしてもらったんです。ですから、はじめてファッションの一環として時計に興味を持ちました。そこからブランドのことを調べたら、スウォッチ グループという時計界のコングロマリットの存在を知って、業界の構造に興味を持ちました。そこからエスカレートして、現在にいたります」

すでにコンサルティング会社への内定が決まり、思い描いていた未来図が現実味を帯びはじめた今、思うことがある。

「機械式時計を社会の構図に例えると、歯車はひとつひとつ意味があって、勝手には回らない。巻き上げるためには動力が不可欠ですが、これは人を動かすマネジメントにも繋がる話だと思います。塾で講師の活動をしていく中でそのように思い当たることがありました。ゆくゆくは、社会のインフラそのものを豊かにできるようになりたい。コンサルティングの仕事を続けていくことでそのゴールへ近づきたい」

今後の時計収集について話を聞くと予想外の面白い答えが返ってきた。

「次に狙っている時計はジラール・ペルゴのロレアートです。周りの人たちも似合うと言ってくれていて、腕時計は人に見られるものだから、そういう意見を大切にしています。当面の目標に掲げていることは、秘書をつけて時計を買ってあげることです(笑)。そんなお金の使い方も有意義なんじゃないかと思っています」

BEST新宿本店

住所:東京都新宿区新宿3-17-12
TEL:03-5360-6800
営業時間:11:00~20:00
休み:無休 

Text=戸叶庸之 Photograph=吉田タカユキ

最終更新:6/27(木) 17:18
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