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【雨が多い日本だからこそ晴れ間を愛そう】絶滅危惧装備 サンルーフの長所と短所

6/24(月) 11:19配信

ベストカーWeb

 海外では、ほとんどのクルマに標準装備されているサンルーフ。しかし、日本の国産車ではオプションとして用意されることが多く、クルマを購入する際に悩む装備のひとつです。オプションとして装備しているモデルも減少してきており、絶滅危惧装備のひとつとなっています。たしかに「高い」、「重い」、「思ったより使わない」などデメリットもありますが、メリットも多々あります。

 日本は多くの地域で3日に1日は雨が降る土地ですが、だからこそ晴れ間を楽しむ装備を大事にしたいとも思います。

 以下、サンルーフについて、元自動車メーカーエンジニアの筆者が解説します。
文:吉川賢一

■そもそもサンルーフってどんなもの?

 一般的にサンルーフには次の3つの種類があります。

〇チルトアップサンルーフ
後方が浮き上がることで開閉するサンルーフ。開放面積はわずかだが、換気をするのには十分。

〇スライディングサンルーフ
屋根に設置されているガラス面と開口部が後方にスライドするサンルーフ。大きく開くため換気はもちろん、開放感も十分にある。現在多くのモデルで採用されているタイプで、最近ではチルトアップとスライディング両方できるものが多い。

〇パラノマウィンドウサンルーフ
ルーフ全体にガラスが採用されたタイプのサンルーフ。他の2タイプよりも、ウィンドウが大きい点が魅力。

■サンルーフのデメリットは?

〇燃費が落ちる
サンルーフに使われているガラス等のパーツ一式は非常に重く、20~30kgほどあります。そのぶん車両重量が重くなるため、燃費は悪くなる傾向があります。

〇価格が高い
車種やサンルーフの種類によって価格に差はありますが、オプションとしては比較的高価です。(三菱エクリプスクロスの「電動パノラマサンルーフ」で税込124,200円)

〇車内の気温の変化が激しい
天井がガラスや樹脂製のため、シェードを使用していても断熱が弱く、エアコンが効きづらい場合もあります。

〇故障する可能性がある
サンルーフ故障の多くは、ウィンドウ部周辺のゴムパッキンが劣化することで、雨漏りをすることです。この場合はゴムパッキンを交換することで修理することが可能なため、安価で済みますが、開口部が開かないor閉まらないなどの故障も稀にあり、この場合は3~10万円ほどの修理代がかかります。

〇そもそも使わなくなる
最初は嬉しくて頻繁に使ってみるものの、飽きてそのまま使わなくなる…という方も多いです。

〇直射日光が眩しい
直射日光が顔に当たったり、ダッシュボードやインパネに反射した光が目に入ると、眩しくて前が見えにくくなることがあります。サングラスを使うなど、対処法を準備しておく必要があります。

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最終更新:6/24(月) 11:19
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