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犬連れ参拝客に人気の神社が「ペット連れ禁止」の苦渋の決断

6/24(月) 19:08配信

ニューズウィーク日本版

■ 参拝客の複雑な思い

正式に禁止になる7月に入る前に参拝しておこうという人は他にも多いようで、この日は平日にも関わらず、既に駐車場周辺に多くの犬連れ客がいた。

「入れなくなるというので、去年に続いて家族で来ました。参拝してからすごくいいことが続いたので、お礼参りを兼ねて。それだけに犬と一緒に来られなくなるのはかなりショックです」と語るのは、家族4人で神奈川県から来た女性。愛犬のトイ・プードルには、前回同様マナーベルト(犬のおむつ)をつけてきた。今後再訪する場合は、家族内で犬と一緒に境内の外で待つ組と参拝する組に分かれて、交代で参拝するようにしたいとのことだ。

犬を飼っているが、あえて連れてこなかったという人にも出会った。大型犬のラブラドール・レトリーバーと暮らすさいたま市から来た45歳の男性は、「そういえば、(神社などに)一緒に来たいと思ったことはなかったですね。確かにこの場に一緒に犬がいればかわいいと思うし、犬も散歩の延長で楽しいかもしれませんが・・・。うちは大きいから特になんですけど、混んでいたりすると周りの人に迷惑をかけてしまうのは嫌ですね。(犬が)怖いという人もいるじゃないですか。もともとそういう感じなので、ペット禁止には賛成でも反対でもないですが、やっぱりマナーを守れない人は連れてきてはいけないと思います」と話していた。

他にも何組か犬連れの人と言葉を交わす機会があったが、いずれもペット禁止措置を報道などで知り、7月1日を迎える前に、名残惜しみつつ来たという飼い主だった。そのうちの一人の地元の老婦人は、「昔は、境内で犬を見ることはなかったと思うよ。(参拝客が犬を連れてくるようになったのは)最近になって飼う人が増えてからじゃないですか?ワンちゃんを留守番させるわけにもいかない人も多いしね」と話す。

戌(いぬ)年だった昨年は、「お犬さま」の三峯神社は多くのメディアに取り上げられた。パワースポットブームもあって、参拝客の絶対数が近年増加傾向にあったのは間違いなさそうだ。犬連れ客のマナーの問題も、それに伴い黙認できる範囲を超えたのであろう。

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最終更新:6/25(火) 10:49
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