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日本代表、魅惑トリオ初共演へ 中島、久保、三好――次代担うタレントの“共鳴”は必見

6/24(月) 20:17配信

Football ZONE web

2列目のトップ下に久保、左に中島、右に三好 三つの才能が相乗効果を生むか

 そして一夜にして、世界にその名を轟かせたのが22歳の三好だ。ウルグアイ戦で代表初先発を飾ったレフティーは、鋭いドリブル突破から強烈な一撃を叩き込むと、こぼれ球に詰めて2ゴール目を上げるなど出色のパフォーマンスを披露。久保も「チームを救ったヒーロー」と称えた活躍ぶりを見せ、強豪との一戦で「MIYOSHI」の名前は世界に広まった。

 エクアドル戦の前日会見で森保監督は、「勝利するために確率が高い選手を送り出したい」と明言。強烈な個性を発揮する3人の2列目“同時起用”がいよいよ現実味を帯びてきた。チリ戦とウルグアイ戦のパフォーマンスを考慮すれば、2列目はこの3人の起用がベストと言えるだろう。

 3人の初共演にあたってトップ下に久保、左に中島、右に三好という配置が予想される。それぞれ個での高い突破力を有しており、攻撃時の迫力と鋭さは見物だ。

 中島と三好はともにサイドからのカットインという“十八番”の形を持ち、単独で縦にも突破を図れる。久保はチリ戦でも証明したように、狭いエリアでも柔らかく独特のタッチで局面を打開してシュートまで持ち運ぶ力に加え、周囲を生かすパス能力も兼備。三つの才能が相乗効果を生めば、エクアドルの守備網を破れるはずだ。

中島、久保、三好が並んだ際の懸念は… 個の意識とチーム全体の対応でカバー可能

 攻撃面に特徴を持つ中島、久保、三好が並んだ際、懸念点となるのは守備の綻びだろう。実際、チリ戦では中島が守備に戻り切れず、背後のスペースを突かれて失点を喫している。もっとも、個々の守備意識とチーム全体の対応でその点は十分カバー可能なはずだ。

 ウルグアイ戦のようにチーム全体の守備陣形をコンパクトに保ちつつ、両サイドハーフも周囲と適度な距離感を保ちながらスペースを埋めて守備に奔走。そして攻撃に転じた際、縦への推進力をもって仕掛けのスイッチを入れる。3人はそのバランス感覚を有しており、90分を通じてタスクを全うしながら、攻撃での個性を前面に発揮できるはずだ。

 エクアドル戦で勝利すれば、コパ・アメリカで史上初のベスト8進出となり、開催国ブラジルとの対戦が実現する。魅惑のトリオが初共演で共鳴し、森保ジャパンの新たな扉を開くか注目だ。

Football ZONE web編集部・大木 勇 / Isamu Oki

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最終更新:6/24(月) 20:20
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