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65歳で届く年金請求ハカギ 返送忘れると年金ストップ

6/25(火) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 現行の制度で65歳以前にもらえる「特別支給」の年金をもらっている人が65歳になると、「年金請求ハガキ」が届く。必要事項を書いて返送すれば基礎年金と報酬比例部分の両方を受け取れるようになる。社会保険労務士の蒲島竜也氏が語る。

【見本】年金を満額受給するための書き方は

「ハガキの返送を忘れてしまうと、年金の振り込みがストップしますから注意が必要です」

 繰り下げ変更の項目にマルをつけずに返送すると基礎年金、報酬比例部分ともに受給できる。ハガキの返送自体を忘れると、繰り下げ受給を選んだことになってしまう(受給開始は66歳以降になる)。

 特別支給の年金をもらい忘れている人にはこのハガキではなく、「年金請求手続きのご案内(未請求者用)」が送られてくる。年金請求書を提出すればもらい忘れたぶんを取り戻せる。

 65歳の時に厚生年金の加入期間が20年以上あり、65歳未満の年下妻(加入期間20年未満)がいると「加給年金」が夫の年金に上乗せされる。該当者は、年金請求書の「加給年金額に関する生計維持の申し立て」欄に必要事項を記入する。

 加給年金を受け取るには、年金請求書の11枚目を忘れずに記入(別に収入を証明する書類が必要)。妻が65歳になるまでの間、最大で年額39万100円が受給できる。

 また、妻が65歳になると加給年金の代わりに「振替加算」が妻の年金に上乗せされる。

「妻が年上の場合、夫が65歳になった時に妻が『加算開始事由該当届』を出します」(社会保険労務士の北山茂治氏)

 夫が65歳になった時に、年上妻が「加算開始事由該当届」を出すと振替加算が妻の年金に上乗せされる(妻の生年月日によって額が異なる)。妻がすでに年金を受け取っていると忘れがちなので注意しよう。

※週刊ポスト2019年7月5日号

最終更新:6/25(火) 7:00
NEWS ポストセブン

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