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パ・リーグ6球団、赤丸急上昇の若手は?

6/25(火) 11:02配信

週刊ベースボールONLINE

ペナントレースも折り返し地点に差し掛かってきたが、今季も各球団で若き力が台頭してきている。パ・リーグ6球団の急成長を果たした若手選手を見ていこう。(記録は6月24日現在)。

【動画】種市、千賀譲りのフォークで7奪三振!

千葉ロッテマリーンズ

 高卒3年目右腕が先発ローテの一角を担っている。昨季は7試合の先発機会を与えられながら初勝利には届かず、4敗、防御率6.10と期待に応えられなかった種市篤暉。オフにソフトバンク・千賀滉大に弟子入りして投球フォームを見直したことでストレートの球威が増し、自慢のフォークにも磨きがかかった。今季は中継ぎスタートだったが、4月29日の楽天戦(楽天生命パーク)で初先発してプロ初勝利を挙げて以降、すでに4勝をマークしている。井口資仁監督からも「エースになっていく存在」と大きな期待を懸けられるようになった20歳の成長曲線は、さらに右肩上がりで上昇カーブを描いていくはずだ。

オリックス・バファローズ

 開幕先発ローテ最後の6枠目に滑り込むも、今では軸として好投を続けている。2017年に育成ドラフト2位で入団した榊原翼。昨年の一軍でのオープン戦で好投して開幕直前に支配下登録を勝ち取ると、昨季終盤に先発ローテ入りし、最速150キロの威力ある直球と、落差のあるフォークを操り、感情をむき出しにする躍動感ある投球で存在感を示した。同じ20歳の山本由伸とともに、若き先発陣の象徴として、今季は6月24日時点でリーグ5位の防御率2.54と安定感が光る。援護が少なく3勝(3敗)と勝ち星は伸び悩むも、感情をむき出しにする右腕が投球と姿勢でチームに好影響を与えているのは間違いない。

埼玉西武ライオンズ

 甲子園で雪辱を果たした。6月23日、阪神戦。先発したドラフト1位右腕の松本航は猛虎打線を5回1失点に抑え、3勝目を手にした。3月17日、甲子園での阪神とのオープン戦では3回途中7失点KO。「地元の兵庫で打たれて悔しかった。リベンジの気持ちでした」と“復讐”を胸に抱いての登板で、見事にチームを勝利に導いた。開幕直前に肺炎で離脱。いきなり試練が訪れたが5月19日のオリックス戦(京セラドーム)で球団の新人では松坂大輔(現中日)以来のプロ初登板初先発初勝利を飾った。最速150キロ超の力強い直球が武器。阪神戦ではカーブ、スライダーで巧みに緩急も駆使した。ただ、この試合でも5回で106球を擁したように、球数がかさみ、6試合の登板で6回を投げ切ったことがない。先発として長いイニングを消化することが今後の課題だ。

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最終更新:7/31(水) 19:49
週刊ベースボールONLINE

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