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おたよりの挿絵からデザイナーに!PTAで新たなキャリアをつかんだ主婦たち

6/25(火) 21:32配信

サンキュ!

何かと嫌われがちなPTAや父母会の役員活動。「自分に役員が回って来なくてホッとした~」「集まりの少ない委員になれてよかった」と安堵するかたもいれば、「仕方なく役員になったけど仕事や家事、育児と両立できるかな……」と気が重いかたもいることでしょう。

ママ友ができない人に見られる共通点とは…?

しかし、PTA活動がきっかけでキャリアが広がったというママたちもいます。「PTAの活動を楽しく、意義あるものに!」をモットーに、PTA会長を2期連続で務めた経験を生かし、さまざま工夫や新たな取り組みを行っている、東京都在住の野々垣みどりさんにお話を伺いました。
(取材・文/みらいハウス:福井 良子)


■教えてくれたのは…野々垣みどりさん
株式会社エマージェンス代表取締役。亜細亜大学国際関係学部 特任准教授。おもに中小規模の顧問先企業でキャリアカウンセリング、キャリア形成支援のための研修ワークショップなどの企画、実施を手がけるキャリアカウンセラー。

自己紹介のやり方を変えただけで役員の不満が軽減

――野々垣さんがPTA会長に就任されたきっかけを教えてください。

長男が小学校1年生になった時に、「少しでも学校のことやクラスのことを知ることが出来たら」と思ってクラスの役員になったのですが、権力を振りかざす横暴な委員長で苦労したのです。保護者を不幸にするようなPTA活動は変えないといけないな、と思ったのがきっかけです。


――会長に就任した際、どのような取り組みや活動をされましたか? 

まず、自己紹介のやり方を工夫しました。よくある自己紹介のパターンは「3年2組の〇〇の母です。6年生にお兄ちゃんがいます。PTAは初めての経験なので何もわかりませんが、迷惑をかけないようにやっていきたいと思います」といった感じで、ママ自身がどのようなかたなのかがわからない。そこで、ママ自身のことをもっと知ってもらえるような自己紹介のやり方を取り入れました。


――具体的には、どのような工夫ですか? 

ちょっとしたワークショップ形式を取り入れたんです。「どんなことでもいいから、自分のことを紹介する言葉や事柄を20個以上書き出す」という簡単なルールだけ決めて、制限時間のなかで、自由に何でも紙に書きだしてもらう。出身地や誕生日、血液型、家族構成などに始まり「芸能人の〇〇が好きです!」「海外ドラマの〇〇を全シリーズ制覇しました!」「お酒が好きです」「料理がキライです」など趣味や嗜好に至るまで、何でもです。

そうすることで、ママが持つ個性や能力、これまでの経験などがわかるようになり、実際の活動にもそれらを生かすことができました。たとえば、絵を描くのがとても得意なママがいたときは、PTAからのお知らせやお手紙にマンガやイラストを加えてもらったり。字ばかりで堅苦しかったものが視覚的にわかりやすくなって、保護者のかたからの評判も上々でした。

また、この自己紹介にはもうひとつメリットがありました。介護や仕事、小さくて手がかかる下の子のお世話など、それぞれ配慮が必要な事情も共有できるので、お互いのバックグラウンドを、ちゃんと知ることができるんです。その結果「またあの人、来てないね」といった不満が出るのを避けることにもつながりました。

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最終更新:6/25(火) 21:32
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