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『オンゲキ』各ユニットが1stライブで見せた“特別なコンテンツ”への成長

6/25(火) 7:04配信

リアルサウンド

 5月25日、Zepp Tokyoにて『「オンゲキ」LIVE vol.1 Jump!! Jump!! Jump!!』が開催された。

【写真】各ユニットが集結したライブの盛り上がり

  今回のライブには、ASTERISMの赤尾ひかる(星咲あかり役)/久保田梨沙(藤沢柚子役)/春野 杏(三角 葵役)、●TRiEDGE(●はデルタマーク、以下TRiEDGE)から朝日奈丸佳(結城莉玖役)/橋本ちなみ(藍原 椿役)、bitter flavorの近藤玲奈(桜井春菜役)/中島 唯(早乙女彩華役)、7EVENDAYS⇔HOLIDAYSから、もものはるな(井之原小星役)、そして大空直美(逢坂 茜役)が出演。オープニングDJには、ヒゲドライバーとt+pazoliteが登場した。

 ヒゲドライバーは、自身が手がけた箱部なるの「猫祭り」(チュウニズム)をはじめ、「檄!帝国華撃団」からの「Lost Princess」と新旧田中公平楽曲つなぎや、ハロー、ハッピーワールド!の「えがおのオーケストラっ!」やPastel*Palettes「しゅわりん☆どりーみん」と、バンドリ!楽曲を次々にドロップ。UNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」やどうぶつビスケッツ×PPP「ようこそジャパリパークへ」「かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ!」などの大ネタが飛び出したあとは、「こっからもっと楽しいことあるけど、最後はこの曲やらなきゃなって! Zepp Tokyoのみなさん回ってくれっか!」と自身の楽曲「回レ!雪月花」をラストに選び、大盛り上がりのなかt+pazoliteへバトンを渡した。

 t+pazoliteは、owl*treeの「Maqrite」からHiTECH NINJAの「Dolphika」と序盤からかっ飛ばすつなぎを見せると、REDALiCE「TAKE ON THE WORLD」から「BlackY vs. Yoohは好きですか? 俺も好きだー!」という公開告白を経てBlackY vs. Yooh「MEGATON BLAST」へ。不思議な動きで踊りながら「Ai Nov」、そして自身の「YURUSHITE」をドロップし、最後は「俺も見てえよ!ライブをよ!あとは思い出の曲をかけて終わろうと思います!」と「GO!GO! ラブリズム●」(●はハートマーク)から「Oshama Scramble!」へと繋げ、もはやクライマックスに近い熱気の中、メンバーたちへとバトンを繋いだ。

 キャストによるライブは、『オンゲキ』にとって“はじまりの曲”でもある「STARTLINER」で幕を開ける。2番のABメロはASTERISM以外のメンバーが歌いつなぐなど、この日だけの特別編成で届けられた。

 その後は近藤玲奈(桜井春菜役)と中島 唯(早乙女彩華役)によるbitter flavorのパートへ。キュートなペアダンスに大きな歓声が上がったユニット曲「Kiss Me Kiss」から、近藤がキュートだけどベースの効いた春菜のソロ曲「SWEET SHAKE!!」を歌い上げる。その後は中島が登場し、彩華のソロ曲である「What color...」をパラパラ付きで熱唱した。

 続いてのTRiEDGEパートは、朝日奈のソロからスタート。「P!P!P!P!がおー!!」では、ステージアンプに片足を乗せるなど、身振り手振りまで莉玖が乗り移ったパフォーマンスを見せる。曲の途中、本来久保ユリカと橋本ちなみが登場する箇所では、欠席の久保にかわり、久保田と春野が登場し、サプライズで会場を盛り上げた。橋本のソロパートでは、椿のソロ曲である和テイストのボカロック「タテマエと本心の大乱闘」を披露。インタビューでも話していた通り、椿らしいクールな表情を保ちつつ、最後に笑顔をのぞかせる振り付けも特徴的だった。

 3組目は7EVENDAYS⇔HOLIDAYS。もものが小星のソロ曲であり、キャッチーな電波ソング「GAME IS LIFE」を、各ジャンルのゲームにちなんだ振り(『オンゲキ』で「GAME IS LIFE」をプレイする動きも!)でパフォーマンスしたあと、「咲姫もいないし帰ろうかなぁ」とステージを去ろうとするが、莉玖(朝日奈)が止めに入り、ユニット曲「めんどーい!やっほーい!ともだち!」を2人の特別編成で披露した。

 ASTERISMパートでは、春野による葵のソロ曲「Zest of Blue」、久保田による柚子のソロ曲「みんな Happy!!」、赤尾によるあかりのソロ曲「Perfect Shining!!」と、ソロ曲を3連発で叩き込む。それぞれのパフォーマンスは、歌唱力、ステージング(久保田のアメ投げも含め)のいずれにおいても、『「オンゲキ」LIVE vol.0』、『JAEPO』を経て、明らかな成長を感じられるものだった。

 そして、3人でPoppin'Partyのカバーである「ときめきエクスペリエンス!」を歌唱すると、bitter flavorはfripsideの「only my railgun」をカバー。さらに、橋本、朝日奈が登場し、久保のポジションにもものが入り、まさかのTRiEDGE曲「本能的 Survivor」をパフォーマンス。思わぬサプライズに会場の熱気はさらに上昇した。

 そんななか、逢坂茜が「わーっはっはっは! 私が奏坂高校生徒会長、逢坂茜様だ! 『オンゲキ』はこの私が乗っ取った!」とステージをジャックし、メタル÷ミュージカルテイストの「オンゲキ全域★アカネサマ?」を熱唱。思わぬ乱入に観客が呆気にとられていると、「私たちASTERISMはまだまだ先へ行けると思います!」と話し、新曲「Starring Stars」を初披露。「STARTLINER」よりもテンポは早く、3人のソロ曲から取った振り付けも入ったこの曲は、キラキラした表情・歌詞・動きが、葵・柚子・あかりというよりも、素の3人に近い印象を受けた。

 最後は全員からひと言ずつ、この日集まってくれたファンへの感謝の気持ちを伝え、全員で「Jump!! Jump!! Jump!!」を歌って締めくくったが、すぐさまアンコールが響き渡る。そして、鳴り止まないアンコールに応え、ASTERISMの3人が登場。「STARTLINER」を3人で1コーラス披露すると、2コーラス目からは、ほかのキャストも集まり歌い上げ、最後は再び全員で「Jump!! Jump!! Jump!!」。サプライズのお知らせも多数発表されるなか、『「オンゲキ」LIVE vol.1 ~Jump!! Jump!! Jump!!~』は終了した。

 筆者は初ステージのJAEPOから『オンゲキ』のライブコンテンツを目撃しているが、この日のライブを通して感じたのは、個性的なキャラクター・声優が増えたことでジャンル・楽曲はさらに多様化し、ただ良い曲を披露するだけではなく、組み合わせの面白さが生まれていたこと。そして、『オンゲキ』はその場でしか体験できない“特別”を届ける一大コンテンツに成長を遂げたということだった。今後も各ユニットの楽曲や新曲など、続々と新たな一面を見せてくれることにワクワクしながら、次のライブを楽しみにしたい。

中村拓海

最終更新:6/25(火) 7:04
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