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ダニやカビが繁殖! 梅雨期の「掃除」で気を付けるべきポイント

6/25(火) 6:10配信

オトナンサー

 梅雨期は空気がジメジメして、不快感を覚えることが多くなります。カビやダニが発生しやすい時期でもあり、自宅をいつも以上に清潔にしておく必要がありそうです。梅雨期の掃除の注意点や、自宅を清潔に保つ方法について、ハウスクリーニングアドバイザーの有賀照枝さんに聞きました。

カビの原因は「湿気」「温度」「ごみ」

Q.梅雨期の掃除の注意点や、自宅を清潔に保つための心がけを教えてください。

有賀さん「梅雨期は、他の季節よりもカビやダニが繁殖しやすいので、自宅を清潔に保つよう心がけましょう。『掃除はしなくても死なない』などという人もいますが、掃除をしない部屋で過ごすことは、病気やアレルギーの原因になります。

カビやダニは、普段からこまめに掃除をしても完全に取り除けるわけではありませんが、特に梅雨期はカビとダニが増えやすい3条件がそろっています。3条件とは『湿度80%以上』『温度20~30度』『餌となる栄養成分がある』です。どれか1つでも抑えられれば、大量発生につながりにくくなります。湿度を抑えて、ホコリや皮脂、細かなごみなどの栄養成分を少しでも取り除くためにしっかり掃除をしましょう」

Q.湿度を抑えるための効果的な方法は。

有賀さん「湿気がこもりやすい場所は、除湿機や除湿剤を使って多湿にならないよう配慮しましょう。寒暖差が発生しやすい北側の部屋の壁面は湿気を帯びやすくなる場合があるので、ソファや家具を壁面から離し、空気が通りやすくなる工夫もしてください。梅雨期の貴重な晴れ間には、湿気がこもりやすいクローゼットや下駄箱、洗面所、キッチンシンク下の扉を開けて空気を入れ替えてください。

雨が降ると洗濯物を部屋干しする人も多いと思いますが、それによってさらに湿気がたまりやすくなります。除湿機を活用したり、換気扇を常時回したりして、部屋の湿気を取り除く工夫をしましょう。換気扇のフィルターがホコリで汚れていないかもチェックしてください。フローリングの床も湿気を帯びてホコリを吸着しやすく汚れやすくなるので、注意しましょう。

神経質になりすぎることはありませんが、ほんのひと手間かけてあげるだけで、ジメジメした梅雨も快適に乗り切れると思います」

Q.ほかに、室内で重点的に掃除をしたり、換気をしたりした方がよい場所はありますか。

有賀さん「普段より念入りに掃除や換気をした方がよい場所がいくつかあります。お風呂場をはじめ、洗面所やキッチンなど、特に水をよく使う場所は換気に気を配りましょう。特にお風呂は、最後に出る人が目線より下の壁面全体や、小物類についた、カビの栄養分となるシャンプーの泡をシャワーで丁寧にしっかり流しましょう。普段、シャンプーしたり、体を洗ったりする際には、あまり上の方まで泡が飛ばないので、目線から下の壁面の汚れを流せばカビの栄養源を断ちやすいです。

さらに、窓掃除で使うことがあるT字形の道具『スクイジー』で壁面と洗い場の水気をざっと切り、換気をしっかり行えば、カビの発生をかなり抑えることができます。季節を問わず習慣化できれば、これだけでもお風呂掃除の時短を図れます。

リビングは、カーペットなどの布製品は1方向からだけでなく『縦』『横』『斜め』と、いろいろな方向から掃除機をゆっくり丁寧にかけてください。粘着ローラーも使えば、ダニの栄養分となるごみを、よりしっかり取り除くことができます」

Q.梅雨は「掃除をするのに最適な時期」というネット情報もありますが、本当でしょうか。

有賀さん「湿気が多いことから、場所によっては『汚れが緩みやすく落としやすい』というケースがあるのかもしれませんが、『最適な時期』とはあまり聞いたことがありませんし、経験的にもそうは思いません。それに、ジメジメした気温の高い時期に体を無理に動かすと、体力を奪われたり、『隠れ熱中症』になったりする恐れもあります。

ただ、梅雨の季節だからこそ、やった方がよい掃除や点検はあります。例えば、食中毒などのリスク回避のために冷蔵庫内を点検したり、除菌剤を使ったりして清潔に保つことは大切です。本格的な暑さが始まる前に、エアコンのフィルターや内部の清掃を業者に依頼するなど、夏を迎える準備も視野に入れましょう。

ただし、先述したように『隠れ熱中症』などの恐れがありますので、水分を取りつつ無理のないように点検や掃除をしてください」

オトナンサー編集部

最終更新:6/25(火) 21:05
オトナンサー

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