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年収が低くても「老後2000万円不足しない」人たちの、ある共通点

6/25(火) 9:01配信

現代ビジネス

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にわかに巻き起こった「老後2000万円」騒動だが、現実に老後破綻する家計は後を絶たない。かつてないほどの老後不安が蔓延している中、最も知りたいのは「わが家の家計防衛術」だろう。年金だけに頼れないのであれば、いったい我々はどうすればいいのか。このほど『まだ間に合う! 50代からの老後のお金のつくり方』を上梓したファイナンシャルプランナーの深田晶恵氏によれば、老後資金が不足する人・しない人の違いはじつは年収とはそれほど関係がないと言う。老後不安に怯えずに済むための方法とは――。
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老後不安大国・ニッポン

 「老後2000万円」問題が注目を集めたのには明確な理由があります。ここ日本では「老後のお金」に不安を持つ人が年々確実に増えているからです。

 私はファイナンシャルプランナー(FP)として仕事を始めて23年になります。駆け出しだった1990年代の終わり頃に受けた相談を振り返ってみると、「老後の暮らしがとても心配」という相談者は今ほど多くなかったと記憶しています。当時の定年間際の相談者の多くは、ものすごく頑張らなくても「そこそこの老後資金」が準備できていました。

 40代~50代の「老後不安」が急増したのは、5年くらい前から。2014年にNHKスペシャル『老人漂流社会〝老後破産″の現実』という番組が大きな話題を集め、2015年には『下流老人』がベストセラーになりました。以降「老後破産」「下流老人」という言葉が頻繁にメディアをにぎわせています。

 一般の人がこれまであまり目にすることのなかった、経済的に老後生活が立ちゆかなくなった人の「深刻な事例」を多く知ることになり、「自分は大丈夫なのだろうか」と不安を覚えるようになったのです。さらに、ロンドン・ビジネススクール教授のリンダ・グラットン氏が著書『LIFE SHIFT』で提唱した「人生100年時代」が日本社会に浸透。長寿化が進む中、想定以上に長生きしたために用意した老後資金が尽きてしまう「長生きリスク」が意識されるようになったことも、老後不安が蔓延するようになった背景にあるように思えます。

 さて「老後破産」は、現実に私たちに起こりえるのでしょうか。

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最終更新:6/25(火) 10:45
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