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伊東純也が説く「速く走れるたった3つのコツ」

6/25(火) 6:20配信

東洋経済オンライン

「足が速くなりたい」――。子どもの頃こんなふうに思ったり、自分の子どもに言われたりしたことはありませんか?  どうしたら速く走れるようになるのでしょうか。サッカー選手・伊東純也氏の著書『子どもの足がどんどん速くなる』を一部抜粋し再構成のうえお届けします。

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 「足が遅いから、体育がどうも苦手」「いつもビリで、みんなに笑われる」と、足が遅いことに悩みを抱えているお子さんは少なくありません。

 たかがかけっこ、されどかけっこ。足が遅いことだけで自信を失い、運動が苦手になってしまう。それが人間関係などにも影響してしまうお子さんもいるようです。とてももったいないことです。

 しかし、足が遅いことですべてに自信がなくなってしまうということは、足さえ速くなればすべてに自信が出てくるということ。「自分は生まれつき足が遅いんだ……」と思い込んでいるお子さんは多いですが、そんなことはありません。実はいくつかの簡単なポイントを押さえれば、足は速くなるのです。

■欠点だらけの僕が速く走れる理由

 僕自身は幼い頃から、足の速さはいつもトップクラスでした。所属したサッカーチームでも、今と同じように右サイドを全力で駆け抜け、敵を置き去りにしていました。とはいえ、誰かに走り方を教わった経験はありません。フォームは我流。自分で見ても、決してスマートではありません。

 これは、体が硬いからかもしれません。前屈しても指先がちょっと地面に触れるくらいなのです。体の硬さに加えて、もう1つ苦手なのが野菜です。今はそれなりに克服しましたが、子どもの頃は野菜が一切食べられず、母を困らせていました。

 欠点だらけの僕の足が速いのは、なぜだろう――。自分のプレー映像を見ながら考えていたとき、ある点に気づきました。

・ももを高く上げていない
・腕を90度に曲げて振っていない
・フォームなんて気にしたことがない

 陸上の定説をご存じの方なら、「何をバカなことを」と言うかもしれません。でも、僕は実際に速く走れているのです。ここからは、伊東純也流の「速く走るコツ」を3つに分けて順を追って説明したいと思います。

1. ももは「高く上げる」のではなく「ひざを前に出す」が正解
 一生懸命走っているけど、全然スピードが出ない。そんなお子さんは、ももを高く上げて走ることを強く意識している傾向があるようです。

 確かに「かけっこではもも上げが大事」と言われます。しかし実は、そんなにももを高く上げる必要はありません。ももを上げすぎると上体が反り返ってしまい、むしろスピードが出なくなってしまうことがあるのです。

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最終更新:6/25(火) 6:20
東洋経済オンライン

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