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原巨人は打つことは〇だが投げることは×?/川口和久WEBコラム

6/26(水) 11:55配信

週刊ベースボールONLINE

リリーフ陣は梅雨真っ只中?

 巨人ベンチで、おかしなポーズが流行っている。

 例の丸佳浩が打った後の〇ポーズだ。最初は、「天下の巨人が子どもっぽくないか」と思ったが、交流戦での広島の失速もあって首位も奪還。浮かれる気持ちは分からんでもない。

【動画】G交流戦ベストゲーム、丸、岡コンビのアーチ競演!

 打線は坂本勇人に疲れが出ているように見えるし、主力に関しては、丸以外はそれほど好調とは言えないが、若林晃弘やうまく伏兵がカバーしている。アンチ巨人でも野手の起用に関しては、「さすが原監督!」と思っているんじゃないか。

 ただ、投手陣はどうか。
 先発は菅野智之がとんでもないことになっているが、山口俊、桜井俊貴の頑張りもあって、一応、格好になっている。
 問題はリリーフ陣だ。こちらは完全に梅雨の真っただ中、びしょ濡れ状態。原監督も、とても〇は出せないはずだ。

 クックがまた二軍落ちした抑えもそうだが、俺は中継ぎ陣が深刻だと思う。まだ役割さえはっきり決まっていない。投手も自分の出番が、勝ちパターンなのか負けパターンなのかも分からないのではないか。
 前も書いたが、ブルペン陣は、自分の役割が分からないと心身ともに疲労し、長いシーズン持たない。

 今始まったわけではなく、開幕からずっとそうではあったが、俺は「あいつが帰ってくればなんとなるだろう」と思っていた。
 マシソンだ。でも、やっと帰ってきたと思ったら、今度は右足の内転筋を痛め、離脱。たぶん、長引くだろう。
 マシソンは、体の切り返しの速さが素晴らしいタイプだったが、イコールとまではいわないにせよ、それは足の内転筋の強さからでもあった。
 俺は、下手をすると、もう今シーズンは帰ってこれないかもしれないと思っている。
 こうなったらもう焦っても仕方がない。マシソン、カナダに帰って、好きなハンティングで野山を走りながら下半身のトレーニングをしたらどうだ。巨人ファンは、みんなお前を待っててくれると思うぞ(フロントは知らんが)。

 クックも名前倒れで試合の料理が下手だし(それはコックか)、希望はまだ映像を見てないが、新外国人のデラロサになる。メジャーで26勝という実績もそうだし、常時150キロというのも頼もしいね。俺の勝手な印象だが、ドミニカ共和国出身の選手は外れが少ない印象もある。故障さえなければ期待していいんじゃないかな。

 ただ、よく叱咤激励というが、物事はほめてばかりじゃいけない。いつも〇ばかりじゃ締まらない。
 今後、リリーフ投手が逃げのピッチングで滅多打ち食らって傷を広げたら、ベンチでいっせいに×ポーズをしたらどう? ダメなときはダメと言わないとね。

週刊ベースボール

最終更新:6/26(水) 17:42
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