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日本製SUVよりイイ!? 中国の最新SUV「WEY VV6」が魅力的だった!(試乗レポート)

6/26(水) 20:42配信

GQ JAPAN

2019年4月の上海モーターショーを取材した金子浩久が、注目の中国車をテストした。果たして、現代中国車の出来栄えは?

【写真を見る】質感の高いインテリアは、意外なほど先進的だった!

第一印象は?

知り合いの中国のウエブサイトの編集者が、ぜひとも最新の中国車に乗ってみないかと声を掛けてくれた。

昨年も同じように、広州近郊のテストコースで何台か運転させてくれたのだけれども、車種が古かったり、タイヤのコンディションが良くなかったりで、あまり良い評価を下せなかった。

「今度は期待して下さい。長城汽車が新しく始めたラグジュアリーブランドの新型車ですから」

今回は自信満々のようだ。

上海に着いて、さっそくレクチュアしてもらうと、そのクルマはWEYという新しいブランドによる「VV6」というSUVだという。

長城汽車というのは1984年に設立された中国最大の私有自動車メーカー。WEYは、その創立者であるウェイ氏の名前がメーカー名となっている。どうやら、マーケットのポジションとしてはレクサスのようなものらしい。

世界進出も視野に入れていて、2017年9月のフランクフルト自動車ショーに出展し、大きなブースを設営して話題となった。

そのWEYブランドが発売した「VV6」に乗った。上海から蘇州に移動し、広いテストグラウンドで白いVV6に対面した。

グルッと一周して眺めてみる。似ているクルマが思い当たらない。反対に言えば、現代のトレンドが適度に織り込まれていて、進み過ぎても遅れ過ぎてもいない。

ボディサイドまで回り込んだヘッドライトユニット、複雑な形状のフロントグリル、ゆるやかに凹凸が変化していくドアの断面、上下幅が狭めのグリーンハウスなど、最近のアーバンSUVの造形上の特徴がうまく消化されている。

特徴が薄いと言ってしまえばその通りだが、日本車や欧米のクルマにだってそうしたクルマはたくさんある。

確実に断言できるのは、中国のクルマも世界のトレンドのなかで同じように展開されるようになり、その一員となっているということだ。

以前は、世界のトレンドから少し離れたところに存在している感が強かった。だから、何か特定のクルマの一部分だけに強く影響されたと思しき造形がすぐに眼に付いたものだけれども、その段階は卒業したようだ。

このVV6もトレンドを巧みに消化し、それらと同じレベルのものを再表現するのではなくて、希薄とはいえオリジナリティを出そうとしているように見えてくる。そこがつい最近までの中国車との違いだ。

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最終更新:6/26(水) 20:42
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