ここから本文です

久保建英、なぜ“幻の決勝弾”は生まれた? オフサイド判定から一転、VAR介入の理由

6/26(水) 6:40配信

Football ZONE web

エクアドル戦の後半アディショナルタイム4分、久保の一撃がネットを揺らすも…

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間24日のコパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ第3戦でエクアドルに1-1と引き分けた。MF久保建英(FC東京→レアル・マドリード)が後半アディショナルタイムにネットを揺らし、一度オフサイド判定となるも直後にVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。結局判定は覆らず、幻の決勝ゴールとなった。

【動画】後半アディショナルタイム、久保建英のシュートがネットを揺らすも…“幻の決勝ゴール”の瞬間 第3戦「日本×エクアドル」(1-1)ハイライト

 日本は前半15分、MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)のスルーパスにFW岡崎慎司(レスター)が反応し、前に出た相手GKのクリアボールを拾った中島が無人のゴールに蹴り込んだ。しかし同35分、エクアドルに右サイドからのクロスを頭で合わせられると、GK川島永嗣(ストラスブール)が弾いたボールをFWアンヘル・メナ(クラブ・レオン)に押し込まれて同点。1-1のまま終盤に突入した。

 そして迎えた後半アディショナルタイム4分、相手ペナルティーエリア内から中島がシュート。これはブロックに入った相手DFの足に当たるも、こぼれ球に反応した久保がシュートを放ってゴールネットを揺らしたが、オフサイド判定で取り消しとなった。

 久保はシュートを打つ直前、確かにオフサイドポジションにいた。それは本人も理解しており、「オフサイドだろうなと思っていた」と試合後に振り返っている。それでもVARが介入したのは、中島のシュートをブロックした相手DFの行為が“意図的プレー”か否かを見極めたからだ。

相手DFが意図的にクリアしていれば… 久保の一撃が劇的な決勝ゴールに

 問題の場面で、仮に相手DFが意図的にクリアをしていた場合、久保がオフサイドポジションにいても“決勝ゴール”として認められていたはずだ。しかし今回、相手DFは体を投げ出して飛び込んだが、偶発的にボールが当たってこぼれ、これを久保が流し込んだ。最終的に相手DFのブロックは“意図的プレー”とは見なされなかった。

 そうした状況を理解していた久保は「なんかクリアミスとかにならないかなと思ってました」と明かす。

 相手DFの意図的な“クリアミス”という判断がされていれば、久保の一撃が決勝ゴールとなり、8強でブラジルと激突していただろう。久保はVARの最終判定が下されるまでの間、両手を合わせて祈るようなポーズを取っていた。その思いは届かなかったが、久保が土壇場でも見せ場を作り出していた。

Football ZONE web編集部

最終更新:6/30(日) 8:54
Football ZONE web

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Football ZONE web

fangate株式会社

日本代表や欧州各国リーグなど、国内外のサッカー情報を毎日更新

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事