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NPBのスカウト陣が目を光らせる、今年のドラフト注目の大学生たち

6/26(水) 6:40配信

週プレNEWS

6月17日まで行なわれた全日本大学野球選手権では多くのNPB球団のスカウトが熱視線を送った。

【画像】東海大の海野と宮崎産業経営大の杉尾

その筆頭格が森下暢仁(明治大)だ。大分商業高時代からドラフト候補と騒がれていたが、本人の希望で大学に進学。2年時から侍ジャパン大学代表(以下、大学代表)に選出されるなど国内外で豊富な経験を積んできた。昨年までは試合終盤につかまることもあったが、今季は主将も任されて精神面も飛躍的に成長を遂げ、ひと皮もふた皮もむけた。

東京六大学野球の春季リーグではチームの開幕戦こそ黒星を喫したが、以降は無敗で優勝に貢献。キレのある最速155キロのストレートに加え、緩いカーブなど緩急も自在。スカウトたちは「どの球種でもカウントが取れて、三振が奪える」と高く評価する。

選手権では名門・東洋大を相手に完封し、決勝の佛教大戦でも9回1失点で完投。チームに38年ぶりとなる優勝をもたらし、名実共に「大学ナンバーワン投手」となった。そして、7月16日から"MLB予備軍"ともいえる大学米国代表と戦う、日米大学野球での活躍も期待されている。

また、チームメイトの右腕・伊勢大夢も日本一に貢献。スリークオーターからキレのいいシンカーと力強いストレートを投げ、7回1安打無失点と好救援を見せた準決勝では、自己最速となる151キロを計測。試合ごとの波がなくなれば、プロ入りも見えてくるかもしれない。



捕手では海野隆司(東海大)が群を抜く。昨年の大学代表でも大会途中から正捕手に君臨。この春のリーグ戦でも、複数の投手たちを巧みにリードして3季連続優勝に導くなど、高い守備力に定評がある。打っても4番を担い、選手権初戦の立命館大戦では逆転タイムリーを放って、チームを勝利に導いた。

実はその試合、守備で三塁へ牽制(けんせい)悪送球をして同点を許すミスをしていた。それでも直後に、低めに落ちる変化球を要求してワンバウンドを確実に前で止めた。さらに試合後も「ミスを恐れていては何もできないので」と堂々としており、メンタルはプロ向きといっていいだろう。

準決勝では快進撃が続く佛教大の前に敗れて涙を流したが「結果を受け止めて負けないチームをつくりたいです」と前を向いた。

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最終更新:6/26(水) 6:40
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