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生田衣梨奈と石田亜佑美が明かすモー娘。ライブの舞台裏

6/27(木) 16:19配信

Rolling Stone Japan

20周年イヤーを駆け抜けてきたモーニング娘。’19が、令和初となるシングル「人生Blues / 青春Night」をリリースした。Rolling Stone Japan vol.06に掲載された特集「スタッフとメンバーが初めて明かすモーニング娘。’19ライブの舞台裏」の中から、今回はメンバーインタビューをお届けする。登場するのは9期メンバー生田衣梨奈と10期メンバー石田亜佑美。

様々な経験を経て、今の自分を冷静に見つめている生田、無尽蔵なスタミナを武器にエネルギッシュなパフォーマンスを見せる石田という対象的な2人の話から、フォーメーションダンスを通じて獲得した団結力、冷静に周囲を見渡せる精神力、そして、レッドゾーンに振り切るほどの爆発力が、彼女たちのステージを支えていることが見えてきた。

フリーの場面でどう動くか

ー去年のツアーは、振り付けが決まっていないフリーの場面でどう動くかが裏テーマだったとYOSHIKO先生がおっしゃっていましたが、いかがでしたか?

石田 フリーで与えられた時間で自分をどう見せるか自由に表現できたので、私はファンの方を前のめりで煽ってた気がしますね。

生田 フリーってすごく難しくて。決められた振り付けがあるのにそれをなくして「自由に動いて!」って言われてもなかなか自然に動けるものではないんです。だけどいろんなアーティストさんの動画を見てカッコいいと思ったものを取り入れてみたら、いつも来てくださるファンの方が「えりぽんの動きがちょっと変わった」って気がついてくださいました。石田 カッコよく見せる曲とふざけていい曲でそれぞれフリーの時間があったんですけど、楽しくふざけられる曲はメンバー間で楽しくなりすぎちゃって、お客さんを置いていきがちになってしまうんです。それはよく注意されました。

生田 ああ、されたね。でもYOSHIKO先生もふざけることが大好きなので、私とか石田亜佑美ちゃんみたいなふざけがちなメンバーがふざけてると「よかったよ」って。

ー指定されたパート以外でもアドリブで動くことはありますか?

生田 基本的にはないです。でも、メンバーの地元公演だと、その子の近くに寄るときに違う振り付けをやったりすることはあります。例えば、私の地元公演で飯窪春菜ちゃんと佐藤優樹ちゃんと一緒に歌うところがあったんですけど、元々は私の場所じゃなかった真ん中まで連れて行かれたりっていうのはありました。

ーそういう予期せぬ展開があると、次の動きで混乱しませんか?

生田 しますしますします! 自分の中では全部決まっているんですよ。ルーティーンがあるんです。

石田 確かに。

生田 だから、それがちょっとでも変わっちゃうと、どこから次に入っていいかわからなくなってしまうので、あたりをキョロキョロしちゃいます。

石田 わかる。自分でも「今日はいつもと違うダンスを踊ってみよう」って頭の中で考えて、いざ本番でそれをやると、そこは上手くできてもその次の振り付けに入れなくなって、結局カッコ悪い……みたいなことは全然あります。アドリブとはいえ、ちゃんと練習してからステージに立たないとそういう失敗が起きる。だから、フリーの部分が引き立つように、ちゃんと踊るべきところは踊るっていうメリハリを大事にしています。

ーさらに、ダンスのフォーメーションもありますからね。あの緻密なフォーメーションを覚えるのはかなり大変なのでは。

石田 確かに加入したばかりの頃はよく忘れたりしましたけど、最近は景色や人と人との間隔で覚えられるようになりました。

生田 うまくなったよね。加入した頃は本当に覚えられなくて、「ここは絶対合ってる」って思っても間違えてたりとか、いざステージの上に立ったら「どこだっけ?」みたいなこともありました。でも今は、ライブ中のアクシデントにもすぐに対応できるぐらいになったので。

石田 自分のことだけしか見えてないとそれはできないんですけど、今は周りにみんながいることがわかってるから、誰か一人が欠けても「じゃあ、この子が代わりをしよう」ってみんなすぐに対応できるんです。これはグループだからこそ鍛えられた部分だと思います。

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最終更新:6/27(木) 16:19
Rolling Stone Japan

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