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雨の日はなんだか具合が悪い…「気象病」が起きる理由

6/28(金) 12:06配信

コスモポリタン

いよいよ梅雨やゲリラ豪雨の季節です。さらに近年は世界各地で起こる異常気象や突然の豪雨に突風も珍しくありません。そのたびに「気圧の変動がつらくて、頭痛がする…」と訴える人も。この気象の変化で不調が出る症状は通称「気象病」と呼ばれ、海外でも“メテオロパシー(meteoropathy)”として認知されています。

【写真】気象病の軽減にも。「ストレートネック」を解消する方法

「天候が変化すると、気圧や気温、湿度などが変化します。それらの変化は私たちの体にもさまざまな影響を与えることが分かってきました」と教えてくれたのは、気象病・天気病外来を構える、せたがや内科・神経内科クリニックの久手堅司(くでけん・つかさ)院長。

「症状として代表的なものでは頭痛やめまい、肩こり、首こり、倦怠感、吐き気、眠気が取れない、朝起きられない、関節痛、うつっぽい、喘息などのアレルギー症状の悪化などもあります。人によって出る症状はさまざまですが、気候の変動がきっかけになっていることも少なくありません。梅雨の季節や台風などの天候の変化がある時季は、気象病の患者さんが増える期間でもありますね」

内耳にあるバランス機能が気圧の変化を調節

気象病でもっとも影響するのは、「気圧」だと久手堅先生。気圧は目には見えないけれど、想像以上に大きな負荷が体にかかるという。

「通常、私たちは1気圧の中で生活しています。1気圧は1平方メートルで換算すると10トンもの重さが加わっています。でも、この1気圧のバランスの環境でも、体は内側からの力と上手くバランスを取っているため、気圧が悪影響を及ぼすことはありません。そして、この気圧のバランスを司っているのが、耳の奥にある内耳です」

「例えば飛行機に乗ったり、エレベーターで急降下したり、水中に潜ったりすると耳が詰まったようなキーンとした感じがするのは、この内耳が気圧の変動を素早くキャッチしているからです。気圧の変化を感じた内耳は、体のバランスが乱れないように、気圧の変動によるズレを脳の中核にある視床下部から自律神経へ伝達します。こういった一連の働きを通して、気圧の変化が起きても体の状態を一定に保ちます」

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最終更新:6/28(金) 12:06
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