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BOXカメラマンが異例の海外専門誌の表紙に “パンチを予見”福田直樹氏の極意とは

6/28(金) 15:03配信

THE ANSWER

メキシコ唯一のボクシング雑誌「BOX WORLD」で異例の表紙抜擢

 ボクシングカメラマンの福田直樹氏が、メキシコ唯一のボクシング雑誌「BOX WORLD」(5・6月号)で表紙を飾ることになった。選手ではなく、カメラマンが表紙になるのは世界的にも極めて異例。“パンチを予見する”と呼ばれる決定的瞬間を逃さない極意を聞いた。

【画像】異例の海外誌の表紙になった福田カメラマンが撮影した実際の写真、抱き合う井上尚弥の目線が…

 福田氏は、15年間の米国生活でボクシングを取材。2010年に全米ボクシング記者協会(BWAA)の最優秀写真賞を日本人として初めて受賞するなど、同賞を合計で4度受賞した。2012年度にはWBCの「フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」にも輝いた。米国で最も権威があるとされるボクシング雑誌「ザ・リング」で特集され、同誌でメインカメラマンを務めていた経験もある。

 4月にも昨年12月の全日本新人王で撮影した1枚が、BWAAのフィーチャー部門佳作賞を受賞したばかり。授賞式出席で5月末に渡米する前、「BOX WORLD」誌から自身が表紙を飾る旨の連絡を受けたという。「実績を評価していただいた。普段は裏方としてやっているので、驚きました」。

 取材も受け、記事では福田氏の子供の頃の写真や経歴などを巻頭カラーで3ページに渡って紹介。授賞式前後に表紙の撮影に臨み「ちょっと恥ずかしかったですね。普段は逆なので」と、撮られる側となったことに照れ笑いを浮かべた。

 一瞬で勝負が決まるボクシング。素人には見分けることが困難な速さで繰り出される一撃も、“パンチを予見する男”と称される技術で写真に収めてきた。ボクシングファンのみならず、選手や関係者からも高い評価を受けている福田氏。ボクシングを撮影する際に、大事にすること、意識するポイントがあるという。

「大事なのは、パンチの当たる瞬間で両者の顔が見えるもの。それが試合の決め手になったパンチであればいい。意識するのは、普通は撮りたい選手の初動に合わせるけど、僕は打たれる側の隙、空いた部分を見ています。それを見て、(シャッターチャンスを)先回りして撮る。他の人はわかりませんが、僕はそうしています」

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最終更新:8/3(土) 1:46
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