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日本の「野党」が絶望的なほど情けない根本理由

6/30(日) 15:00配信

東洋経済オンライン

特定秘密保護法成立、解釈改憲、森友・加計学園問題、自衛隊日報隠蔽……。国家よりも個人を重視し、多様性と経済的再分配をよしとする野党・リベラル陣営は連戦連敗だ。国政からPTA活動まで、行動する政治学徒が自戒から著した提言の書。『なぜリベラルは敗け続けるのか』を書いた専修大学の岡田憲治教授に詳しく聞いた。

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■野党の論理は赤軍と同じ

 ――なぜ必敗なのでしょうか。

 与党が圧倒的な議席数を持ってますから。与野党伯仲なら、審議拒否で定足数未達、開会できずという戦術を採れますが、今は委員会開催の与野党交渉すらできない。与党のやりたい放題で、逆に予算委員会100連休です。

 ――状況を変えるには「大人にならなければいけない」? 

 「ちゃんと大人の政治をやろうよ」です。リベラル陣営の多くは、正しいことがゴール。例えば、「多様なライフスタイルに寛容になれ」と非寛容に主張する。政治とは、自分の信条の純度を上げることで、ピューリタン化しちゃう。究極は「純度の下がった」メンバーを粛清した連合赤軍です。

 ――連赤まで行きますか。

 論理は同じ。膨大な資金と労働をつぎ込んだ原発の即時撤廃なんて、大人が乗れる話じゃない。ところが、現実的な話をした途端、「脱原発って言っていたのに、原発ムラに取り込まれたな」(苦笑)。多くの人が、会社なんかでは大人として振る舞っているのに、政治ではそれができない。政治的成熟という言葉を聞くと口をぽかんと開けている。かつての自分です。

 ――自分の気持ちが大事。

 大事にするあまり、選挙で棄権する人もいますね。棄権は黙認と同じということが、わかっていない。「マジで安倍とか応援したくないし~」「だな」「でも立民(立憲民主党)もねえ。自分に正直に今回は棄権するわ」となると与党は大喜び。敵の嫌がることをやるという発想がない。仮に共産党が大嫌いだとしても、与党候補を落選させる可能性があるなら共産党に投票すべき。鼻をつまんで、よりましな地獄に投票、です。

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最終更新:6/30(日) 15:00
東洋経済オンライン

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