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天下統一には心理学を駆使していた? ビジネスに使える「豊臣秀吉の心理学」

7/3(水) 6:06配信

サライ.jp

天下を統一した三武将の中でも、「鳴かぬなら 鳴かせてみよう ホトトギス」という句を詠んだと言われている豊臣秀吉は智将と呼ぶに相応しい。そして、その天下統一には、心理学を駆使していた、とリーダーシップとマネジメントに悩む、すべてのビジネスパーソンのためのノウハウサイト「識学式リーダーシップ塾」では分析している。「豊臣秀吉の心理学」を識学から学ぼう。

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戦国時代の常識を覆し天下を統一した「豊臣秀吉の心理学」

豊臣秀吉は戦国時代の常識を覆した大天才です。
認定心理士の筆者は、それを実現した「秀吉の心理学」には驚きを禁じえません。
秀吉は、関わった人を全てファンにしてしまうのです。
戦国時代において、織田信長、上杉謙信、武田信玄といった有力諸将は、家柄も良く経済的にも豊かなエリートであり、武力によって覇を競っていました。

しかし、秀吉は農民・足軽の出身であり、天下人の器ではありませんでした。しかし、秀吉は周囲の協力を巧みに得て、天下人に上り詰めたのです。
そしてそこには、秀吉流の「心理学」がありました。
そこで、現代のリーダーシップにも通用する秀吉流の心理学について解説します。

リフレーミングでウィークポイントをストロングポイントに

秀吉は、エリート諸将に対抗するために、視点を変えてウィークポイントを補う必要がありました。

視点を変えるという意味では、リフレーミングという心理テクニックがあります。フレームとは、メガネフレームと言われるように“枠”という意味です。フレーミングはこの枠を作るという意味です。リフレーミングの“リ”とは“再び”という意味なので、フレーミングを再作成することで、視点を変えることです。

秀吉は農民・足軽の出身(※)ということもあり、強力な軍隊を持っているわけでもなく、戦術に長けているわけでもありませんでした。これでは、ライバルに勝つことはできません。

そこで秀吉がとった方策が、“心理学”で人々の協力を得ていくことでした。リフレームして、農民や商人の心理も武士の心理も理解できることを強みにしたわけです。
(※)当時、農民が足軽を兼ねているケースが一般的でした。

また当時は「裏切り」が横行していました。
例えば真田家ですが、歴史上武田方につくこともあれば、上杉方についていたこともあります。
戦国の世では、力を失うことはすなわち部下を失うことでもあったのです。

これに対して、秀吉は、“心理学”を駆使して、真田正幸、真田信繁(幸村)親子もファンにしてしまいました。
そして真田信繁は、「真田丸」で知られる大坂城の戦いにおいて、豊臣への忠誠を最後まで示します。
秀吉は武力ではなく、心理学をストロングポイントにして協力者を増やしていったのです。

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最終更新:7/3(水) 13:15
サライ.jp

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