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歌手に作詞に朗読劇!ポリバレントな2.5次元俳優・竹中凌平「生まれながらのアーティスト体質かも(笑)」

7/3(水) 7:15配信

ザテレビジョン

2.5次元舞台を中心に活動している俳優・竹中凌平。アニメ「W'z《ウィズ》」(2019年BS11ほか)では主題歌「Reason」を担当、同作のカップリング曲は自身で作詞をしたり、大阪城公園のフェスで初となるライブも実施するなど、活動の幅を多方面に広げている。

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今回は、そんな竹中が仕事の舞台裏や素顔について語るインタビュー第2弾。

――作詞に初挑戦されたそうですが、現在はアルバムも製作中だとか。

はい。アニメ主題歌の「Reason」を除く、収録曲全てを作詞させていただきました。すでに曲も歌詞もできてるんですけど、レコーディングする時間がなかなか取れなくて、収録自体はこれからという感じです。

もともと、何かをゼロから作るという作業に憧れていました。生まれながらのアーティスト体質かもしれません(笑)。役者という仕事もとても楽しいですし、やりがいはあるんですけど、極端な話をすれば、元々台本があり、演出もしてもらったりしますよね。もちろん自分で考える部分も大切でやるべきことは無限にあるんですけど、役者という仕事は与えられた「イチ」を何倍にも増やしていく作業。作詞は本当に「ゼロ」から生み出していく作業。そういう意味では僕が昔からやりたかったことなので、すごく楽しんでやらせていただいています。

――どのように詞を書きましたか?

元々色々なワードがふっと湧いてきたときに書き留めたりはしていたのですが、作詞というお仕事をいただいてからは特に意識して携帯のメモアプリに、思いついた文章をストックしてきました。僕の作詞の手順は、新しい曲をいただいた時に、その今まで書き留めてきた文章やワードの中から少しずつ抜粋していって、今回はこういうニュアンスやテーマで作ろうと決めて書いたり、先にいただいた曲から得たインスピレーションの中で変えていってみたりとか。大変だと思ったことは一度もなくて、いつも楽しいんです。結構向いてる気がするんですよね。

――先日は初の単独ライブも挑戦されました。舞台と共通するところ、違うところがありましたら教えてください。

ライブを盛り上げるため“自分”という一つの役に入るみたいな感覚でやるところは、基本的に舞台と一緒です。ただ、MCで話す内容や曲のどこであおろうかとか事前に考えたりしていました。とはいえ、初めての経験で慣れない部分が多かったので、そのたった15分間のライブで2時間の舞台を一公演やったぐらいの疲労感がありましたね。

そうだ、違う面でいうと、舞台のときは台本の世界観がありますのでお客さんの顔を見ることはあまりないのですが、ライブのときはなるべく来てくださったファンの皆さんのお顔を見るように意識していました。

――8月には東京・新橋演舞場で古典の朗読劇に挑戦されるそうですね。

朗読劇は2、3年前に1度やらせていただいたんですが、いわゆる古典は初めてですし、歴史ある大きな劇場で新派(しんぱ)という普段いっしょにやらないジャンルの方々とご一緒させていただく新しい挑戦になります。僕にとっても色々な意味で冒険で、自分自身が勉強させていただくことはとてもたくさんあると思いますが、僕がこの公演に参加することによって、何度も何度も繰り返し演じられてきた「古典作品」をいままで見る機会のなかった方々にも足を運んでいただけるきっかけになればいいなと思っています。

――そんな忙しい日々を乗り切るリフレッシュ方法を教えてください。

ただただ寝ることです(笑)。睡眠は本当に大事。前に、舞台中に喉がかれそうになったことがありまして。そのときに喉の疲れを取るには6時間以上寝なければいけないという話を共演者から聞いて、それ以来なるべく寝るようにしています。

あと僕、芝居をしていて特にストレスがたまらないんですよ。というのも、普通の生活の中で溜まったストレスを、芝居にぶつけて発散できてる気がしていて。どんなにスケジュールがきつくてもストレスは溜まってませんね。もしかしたら、舞台は大声出しますから、それで解消されてるのかなぁと思います。そういう意味でも、日々好きな仕事をできていることが幸せです。

――オフの日の過ごし方は?

めちゃめちゃインドア派だと思います。外出するにしても、電車は乗らないですぐ近くのカフェに行って本を読んだりしてのんびり過ごしてますね。最近、やっと「コンビニ人間」を読みました。(舞台が続くと台本のセリフを覚えることが多くて)今はちょっと、あまり活字を見たくないんですけど(笑)。でも本はとても好きですね。

――俳優仲間で仲のいい方がいらっしゃれば教えてください。

この前、“ツキステ(2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージ)”のメンバー方たちと 久々に集まりました。お互いに近況報告をしたり、公演のときの懐かしい話で盛り上がりました。そんな仲良しの「ツキステ。」メンバーの中でも特にプライベートで一番会っているのは上仁樹くん。前に、自分のTwitter見返したんですけど、舞台のことか樹くんのことしか書いてない(笑)。俺、友達少ないんだなーって思いました(笑)。基本的に超絶人見知りなんです。

――夏の思い出を教えてください。

大学1年生ぐらいのときに、地元の友達5人で(静岡・)熱海に免許の合宿に行ったんです。その宿泊先の環境がすっごく劣悪で…。ゴキブリは出るし、ついているはずのご飯もコンビニのおにぎりだけとかで、テレビもめちゃめちゃ小さいのが部屋の棚のすごく上の方にあるという(笑)。 でも、時間外に海に行くのは楽しくて。ちょうど花火大会の時期だったので、みんなで花火を見に行きました。海上から花火が上がる光景はすごくきれいで、いまだにはっきりと覚えてます。合宿環境は良くなかったけど、友達とワイワイはしゃいで、何だかんだいって楽しい思い出ですね。

――この夏にやりたいことはありますか?

旅行に行きたいですね。海外よりも国内のどこかに行ってのんびりしたいな。あ、そういえば最近、すごく安くタイに行けると聞いたので、タイにも行ってみたい。でも、(人見知りなので)一緒に行く相手を探すのが大変そうだから…結局休みがあってもずっと家にいて終わりそうです(笑)。それか、久々に実家に帰ろうかな。

――最後に、今後の目標を教えてください。

「悪役をやる!!」。ひそかな望みなのですが、いつか完全なる悪役をやりたいですね。僕に打診が来る役は基本的にいつもいいヤツばかりなんです (笑)。舞台「熱海殺人事件―」では殺人犯を演じたことがあるんですが、彼も本当の悪人ではなく、どこか同情できる役どころでした。もちろん役者として、その人物の過去や背景も含めて肯定しながら役づくりをするようにしているので、結果的に完全悪ではなく同情できる人物像が出来上がるのかなとも思っていますが、そんなこんなで“純粋な悪”役はやったことがないんです。演じる上であたまから役を否定して作るのは間違っていると思いますので、役者としては自分が演じるキャラクターを肯定しなければならないですよね。だからこそ、完全な悪役の救いようもないほどに悪の塊の…。そういう役作りも経験してみたいんです。あとは単純に、主人公キャラよりも敵キャラの方に魅力を感じるというのもありますけど、僕の悪役、ぜひ楽しみにしていてください!(笑)(ザテレビジョン・取材・文=Rum/ヘア&メーク=太田夢子)

最終更新:7/3(水) 7:15
ザテレビジョン

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