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「会話のある夫婦」が子どもの自立を促す理由

7/3(水) 9:00配信

東洋経済オンライン

今、「引きこもりの子ども」を抱える親が増えています。引きこもる50代の子どもを80代の親が面倒をみる「8050問題」も深刻です。子どもを自立させるためにどうしていくべきか、悩む親も多いのではないでしょうか。
新刊『賢い子を育てる夫婦の会話』を著したNPO法人親子コミュニケーションラボ代表理事の天野ひかりさんは、「じつは、親がもつ子どもの悩みの裏には、“夫婦のコミュニケーションの問題”が隠れている」と言います。これまで5万人以上のお母さん・お父さんの声を聞いてきた天野さんに、現在の夫婦の問題にふれながら、自立した賢い子どもを育てるための夫婦のあり方を、本の中からいくつかご紹介いただきました。

■会話がほとんどない夫婦が増えている

 子どもは、お父さんとお母さんが話している姿とその言葉から、多くのことを学んで育ちます。夫婦の会話がない場合は、子どもは夫婦の関係も敏感に感じ取り、影響を受けていきます。

 パートナーとの会話は少なくても、子どもと私は話しているから大丈夫、と思われる方もいらっしゃるでしょう。けれども、親と子の対話といった「タテの関係」から学べない多くのことを、夫婦の「ヨコの関係」から学んでいるのです。

 最近は、子育ての講演やセミナーで「夫婦の会話がほとんどなくて、どうしたらいいでしょうか……」という相談をよく受けます。

 じつは、日本は夫婦の会話の時間が、世界でも群を抜いて少ないのです。ある調査によれば、世界50カ国中、日本は48位と、海外に比べると圧倒的に少なく、1日平均53分だそうです。これまでたくさんの夫婦に話を実際に聞いたところでは、もっと少なく、1日10分くらいの印象です。

 お母さん向けの講座で、お母さんたちの話を聞くと、

・夫は私の話を聞いてくれない
・夫は子育てに関心がなさそう
・私の子育てや家事に文句しか言わないので、話すのがイヤになった
・何度言ってもやってくれないので、諦めた
 といった夫への不満が噴出します。でも、よくよく聞くと、もっと夫に自分と子どものことに関心をもってほしい、いっしょに子育てや家事をしたい、という気持ちが見えてくるのです。

 一方、お父さん向けの講座では、

・妻は、私に関心がない
・帰宅すると、妻は子どもにイライラ怒っていて話しかけられない

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最終更新:7/3(水) 9:00
東洋経済オンライン

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