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“もの忘れ”でも受診可能!脳ドックでわかったこととは。

7/4(木) 21:01配信

クロワッサンオンライン

自分の忘れっぽさの度合いが、最近どうも進んでいるような……心あたりはありませんか? 今こそできる対策があります。ここで学んでおきましょう。
最近もの忘れが気になるという文筆家・大平一枝さんによる、脳ドックの体験レポート。
病院を出る頃には、不安が安心に変わっていたそうです。

もの忘れで病院に行ってもいいんだ。ひどく安心しました。(大平さん) 脳ではない別の病気が見つかることも。気になったら気軽に受診してください(小林さん)

子育てが一段落して、酒を飲みに行く機会が増えたからだろうか。とにかくもの忘れがひどい。3軒行ったうちの1軒の記憶がまるごとなかったり、お代も誰が支払ったかもわからないことがよくある。だが、酒なしでも昨日言ったことを忘れていると家族に指摘されることが続いたとき、ネットで「もの忘れ、病院」と検索していた。

小林信介先生の上野毛脳神経外科クリニックのサイトには、大きく「こんな症状でお困りでしたらご来院を」と書かれていて、「頭痛、しびれ、めまい、もの忘れ」とあった。そうか、もの忘れという症状で堂々と病院に行ってもいいんだなと、ひどく安心した。症状があるので、保険も利くという。最新のMRIを使い、保険診療内で脳ドックと同様の検査が受けられるのだ。結果を当日聞けるのも、せっかちな私にはありがたい。脳神経外科というと、なんだか敷居が高く、遠い世界に感じていたが、ぐっと気が楽になり、赴いたのが1年前のこと。

結果は、「動脈の一部がつまっている部分が2カ所あります。年齢的にはありうることで今すぐどうということはありませんが、年に1度、検査を」と言われた。その2回目に、編集部が同行。診察と検査の詳細を綴る。

アルツハイマーの初期は、短期記憶から落ちていく。

問診票の記入後、すぐ診察室に呼ばれ、看護師から「長谷川式スケール」(通称長谷川式認知症テスト)という知能検査と、図形や立体感覚に関する検査を受ける。前者は、時刻を時計盤の絵に描く、思いつく限りの野菜の名を言う、ランダムに聞いた数字を逆から言うなど9問。いちばん、ドキドキするのは無関係な品物が5つ入った小箱を見て、数分後、なにがあったか答えるものだ。去年は言えたのに、今年は1つ、どうしても思い出せなかった。

小林先生によると、アルツハイマーは、短期記憶から落ちてくるので、このような簡易な検査でも初期兆候を見つけやすい。また、図形や立体感覚も初期から低下するので、時計の針の中心の位置や方向、図形を真似して描くような検査は有効だそう。私に初期兆候はないとのことだが、品物を全部言えなかったのが心残りだ。

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最終更新:7/4(木) 21:01
クロワッサンオンライン

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